(2017年のアトリエ日記からの修正加筆版です)
CASAリメイク作家のTammyです。
2017年6月に、人生初めての着物日傘の個展をしました。
さて、今回のお話は、個展搬入日(個展本番前日)の様子(2)です。

いやはや、ようやく個展の設営が終わりました(汗)
帰宅したのが午後7時前。
昨日まで本当に個展らしくまとまるのか、実はかなりかなり不安でした。
頭の中のイメージがあるような、ないような…。
でも、とにかくやってみよう精神で1日がスタート。
やっぱり、ワクワクしたもん勝ちなのだ!

まずは午前10時半。
今回の個展で真っ先に搬入のお手伝いを申し出てくれた、水玉ちゃんがお家まではるばる車でお迎えに来てくれました。
水玉ちゃんは、私のブログ(アメブロ)初期時代から、ずーっと変わらず仲良くしてくれている数少ないブロ友さんなのです。
お家からの搬入は2人の連携プレーで数分で終了。
そこからギャラリーまでは楽しいドライブ。
そして、設営前のガッツリ腹ごしらえ(笑)
そして、ギャラリーに到着。
今日お手伝い頂く方も集まってくださり、午後1時、設営をスタート!
とりあえず日傘を広げてみようってことで、作品の着物日傘を27本すべてを開いてみました。
あぁぁぁぁ、言葉にならない。 感激しすぎてフリーズ。

「で、これ、どうするの?どうしたいの?」って聞かれても、「何本か宙に浮かせたいの」くらいしか言えず、なかなかイメージをうまく言葉にできずアワアワ(汗)
そうこうしているうちに、気がつけばもう2時!
設営開始から1時間も経ってる。

…とここで、歌ってしゃべれる司会者のちなみさん登場(写真右)。
段取り上手なちなみさんが、空中分解している現場をうまーくまとめて、てきぱき指示を出してくれたおかげで、ようやくイメージが少しずつ形になり始めてきました。
私は「あ、うん、それでお願いします!」 ぐらいしか言ってなかったかも(汗)
もちろん、納得してOKを出しましたが。



こちら手芸の大先輩であり、大好きなお友達でもある衣里さん。
大切な日傘1つ1つにアイロンをかけてくれています。
実は衣里さんには、個展当日に私が使うスペシャルなものを作って頂いたんですよ。
衣装に合わせて身につけているので、見かけたらぜひジーッと見てみてください。
あ、私の顔じゃなくて、衣里さんが作ってくださったものをね。
本当に素敵でため息ものですよ♡

みんなのご協力のおかげで、午後4時頃、やっとそれらしく会場が仕上がりました。
駆けつけてくれたお友達5名と、設営に全面協力してくれたオーナー夫妻には、感謝してもしきれません。
ギャラリーをアートデアート・ビューにして、本当に良かったとしみじみと思いました。



書家の絵美さんの素敵タグディスプレイも 無事完成しました。
このテーブルとタグと傘が奇跡のコラボなんです。
どういう意味か気になった方も、実際に見て頂いたらお分かりになられるかと。
ちょっとバタバタで、設営は予定よりかなり時間がかかっちゃったけど、やっぱりプレお茶会(前祝?)は欠かせません!
ってことで、お茶会はにわかにスタート。
もちろんお茶のセレクトは茶マダム千恵さん。
さすがこだわり派の千恵さんだけあって、ティーパックまでオシャレです。
個展本番では、千恵さんセレクトのとっておきの水出し冷茶を出して頂きます。




こんなふうにお庭を眺めながら、私の着物日傘のお花を、皆さんに束の間でも楽しんでもらえたら・・・

いよいよ、今日午前11時から個展がスタートします!
お越し頂く皆さん、今日明日とお目にかかれるのを、今からとても楽しみにしています。
多分今夜はバタンキューなので、当日レポはまた個展が終わってからゆっくりとさせてくださいね。
(※本ブログのお写真は一部お借りしました)
以上、個展レポでした。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

Casa de Paraguasの日傘は、
<「リメイク」というひと手間の魔法で、想いをカタチに>
という理念の下、託してくださった方に寄り添い、作り手の顔が見えることを大切にしながら、1本1本時間をかけて手作りしています。
お客さまにとって、「世界に1つの宝物」のような、「愛おしい子ども」のような存在になることを願っています。
「こんなもので日傘って作れるのかな?」
「こういう日傘があったらいいな」
お客さまが作ってほしい日傘のイメージに、できる限りやわらか頭で対応します。日傘のこと、お気軽にご相談くださいね。