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(番外編)あの子は今どうなってるの?(No.2 )紫(ゆかり)さん♡

(2018年7月のアトリエ日記からの修正加筆版です)

CASAリメイク作家のTammyです。

 

ふと、あの個展の時にお嫁入りした着物日傘たちは、今頃どうしているのだろうかと思って。

 

それで何名かのお客さまに「その後どうですか?」と聞いてみたんです。

 

日傘File番外編、題して、「あの子は今どうなってる?」

 

このシリーズは、不定期連載で、今回で2回目です。

 

今日ご紹介の日傘は 「紫(ゆかり)」さん。

 一見普通の花柄の日傘です。

 

でも、近づいてよく見ると、モザイクのような格子状の柄が重なっています。

 

このちょっと癖の強い「一筋縄ではいきませんよ!」という雰囲気に惹かれました。

 

ベースのお色は赤紫がかったピンク。

 

紫(ゆかり)という名前は、そのままなのですが、色のパープルから来ています。

 

紫って他の色とはちょっと違い、高貴で優雅な色であり、また少しミステリアスでアート性の強い魅力的な色ですよね。

 

「ゆかり」という読み方の由来は、古今和歌集から来ているそうです。

 

古今和歌集に収録されているこの1首

「むらさきの ひともとゆえに 武蔵野の 草はみながら あわれとぞ見る」 (詠み人知らず)

 

訳は 「武蔵野に立ってみると、ふと紫草が一本生えている。その紫草が1本あるだけで その周囲の草花も愛おしい」

 

1人の女性(=紫草)を愛おしく想うと、その女性と縁のある人(=周囲の草花)までも愛おしく思えるという意味が隠されているそうです。

 

そこから「紫」を「ゆかり」と 読むことで、人を大切に思うご縁の気持ちを重ね合わせて いるんですね。

 

ちなみに源氏物語も「紫のゆかり」 という別名があります。

 

手にした方のご縁をつなぎ、幸せを招く日傘となりますように♡

 

そんな想いで作りました。

さて、そんな紫さんをお嫁にもらってくださったお客さまに、突撃インタビューです!

 

今はこうなっていました!

お客さまのご感想です。

「実は汚したり、なくしたらいやだな…と、普段は自分が作った日傘の方を持って行ってます^^;

 

雨が降りそうな日は特にあまり使わず、いつまでも綺麗なままでキープしたい気持ちと、いつも使ってこれいいでしょ〜とみんなに見てもらいたい気持ちが交錯しております…笑」

お客さまのご紹介

大きなキティちゃん!

 

送ってくださったこの写真には かなりびっくりしました!

 

もはやキャラクターの持つ可愛らしさは全然ないけれど、存在感は抜群ですね。

 

キティちゃんには全く興味がないお客さまでも、しばらくキティマジックにかかってしまったそう(笑) 

 

場所は、淡路島にある 「淡路ハローキティスマイル」というところだそうです。

 

トレンドに疎い私は、そんな場所があるとはまったくもって知らなかったのです。

 

 

 

 

実はお客さま、以前日傘教室の1Dayレッスンにも来て下さり、ご自分で日傘を仕上げて帰られたんですよ。

 

その時の作品です。

その後も他のイベント企画で、アトリエにお越し頂いたり。

 

折々にご連絡を取り合ったり。

 

そうやってお客さまと長く心地のいい関係を築けることは、本当にうれしいです。

 

もうすっかり仲良しなので、たまにタメ口になっちゃって「わ、失礼なことを言っちゃった!」と思うこともありますが(汗)

 

日傘も、人も、ゆっくり長く、お互いの心地のいい関係で、心地いい距離感でいられたら。

私が大切にしたいもの

物を買ったら、はい、それでおしまいの関係ではなく。

 

私が大切にしたいのは、その物の先にあるお客さまの「幸せだなぁ」と思う気持ちです。

 

ですから、購入後もお客さまと末永いお付き合いをしていきたいと考えています。

 

オーダーや完成品をお求め頂いたお客さま、糸が解けた場合の修理や、骨が壊れてしまった場合の布の張り直しも、出来る限りさせて頂きます。

 

修理費用は頂きません。

 

送料やパーツの取り換えが必要な場合のパーツ費用は、実費のみ頂戴します。

 

ただ、私は修理屋さんではないので、できないことも結構沢山あります。

 

露先を失くしたという場合も、余分な在庫は持っていないため、ご対応できかねます。

 

現在使用していない部材も、在庫がもうないので同じものをご用意できないこともあります。

 

その場合はごめんなさい。

 

納品後何かお困りのことがあれば まずはご相談くださいね。

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以上、個展で展示した日傘のその後の追跡ご紹介でした。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


Casa de Paraguasの日傘は、

 <「リメイク」というひと手間の魔法で、想いをカタチに>

 という理念の下、託してくださった方に寄り添い、作り手の顔が見えることを大切にしながら、1本1本時間をかけて手作りしています。

 

お客さまにとって、「世界に1つの宝物」のような、「愛おしい子ども」のような存在になることを願っています。

 

 「こんなもので日傘って作れるのかな?」

「こういう日傘があったらいいな」

 

お客さまが作ってほしい日傘のイメージに、できる限りやわらか頭で対応します。日傘のこと、お気軽にご相談くださいね。 

 

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