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(番外編)あの子は今どうなってるの?(No.3 )凛(りん)さん♡

(2018年8月のアトリエ日記からの修正加筆版です)

CASAリメイク作家のTammyです。

 

ふと、あの個展の時にお嫁入りした着物日傘たちは、今頃どうしているのだろうかと思って。

 

それで何名かのお客さまに「その後どうですか?」と聞いてみたんです。

 

日傘File番外編、題して、「あの子は今どうなってる?」

 

このシリーズは、不定期連載で、今回で3回目。

 

No.1:薫(かおる)さん♡

No.2:紫(ゆかり)さん♡

 

このシリーズは今日で一旦終了です。

 

今日ご紹介の日傘は、締めとなるのにふさわしい存在になりそうです。

今日ご紹介の日傘は 「凛(りん)」さん。

 

この生地を初めて見た時、あまり着物らしいデザインではないなと思ったんです。

 

さらに日傘にリメイクすると、北欧テイストの爽やかで、でも どことなくほっこりするような、そんな不思議な仕上がりになりました。

 

白色の樹木模様は、まるで絵の具で手描きしたような雰囲気です (実際はプリントだと思いますが)。

 

「凛」=キリリとした涼感を呼び込む様子からこの名前をつけました。

 

白の樹木は雪が被っているようにも見えますし、白樺のスッと上に伸びていく樹のようなイメージも思い浮かびます。

 

夏の暑い日差しの中でこの日傘を差すと、きっと周りの皆さんにも目で涼しさをおすそ分けできるのでは。

 

持ち手は、彫刻が入った楓の木です。

 

落ち着いた可愛らしさがあります。

 

年代問わず、長くお使い頂ける世界にたった1本の日傘になりました。

 

控えめな中にも個性がキラリと美しく光る女性に寄り添う日傘となりますように♡

 

そんな想いで作りました。

 

さて、そんな凛さんをお嫁にもらってくださったお客さまに、これから突撃インタビューです! 

お客さまのご感想です。

【民緒さんの日傘とともに歩む私の毎日】

 

民緒さんの日傘は、私にとり、3つの意味をもつ大切な宝物。

 

私に書家としての活動のきっかけを作ってくださった、民緒さんの着物日傘個展。

 

準備の段階からずっと民緒さんの作家としての想いや作品への愛情をそばで感じて、この日発表される日傘を、何としても私の「記念」として手にしたかった。

 

それが叶い、いざ使うとなるともったいなくて。

 

しばらくは展示品のように玄関で私にいつもおかえり、と言ってくれる存在でした。

 

それがこの猛暑!

 

普段使いの日傘ではたちうちできない日差しに、丁寧につくりこまれた民緒さんの日傘は何とも心強い存在で。

 

表の紺地は見た目もすずやか、裏地の黒の生地が地面からの照り返しも吸収してくれるから、まさに「実用」として、手放せなくなりました。

 

そして3つ目。

 

これは民緒さんへの私の想いが強いからかな、「お守り」としての役割です。

 

地元を襲った地震の時には、ものが割れてパニックになる私のそばで、日傘はじっとたたずんで。

 

それを見るだけでなぜか落ちついたから不思議でした。

 

この夏覚悟をきめて臨んだ手術日もそらにはギラギラの太陽が。

 

病院までの道のりの、熱射や不安な気持ちからも私を守り、寄り添ってくれました。

 

手仕事の素晴らしさ。

 

民緒さんの職人魂。

 

こんなにも感じられるなんて。

 

私にはちょっと贅沢かなと思った日傘、まさにプライスレス♡

 

これからもたくさんの方を幸せにしてくださいね。

お客さまのご紹介

お客さま、実は今では公私共に心の内を打ち明け合うような、とても大切な友人である書家の西山絵美さんです。

 

個展のとき、絵美さんに「作品の着物日傘につける小さなタグを作ってほしいと」お願いしたんです。

 

それがこれ。

 

期待をはるかに超える仕上がりに、びっくり感激しました。

 

だから、「これは日傘それぞれに付けるよりも、タグの文字たちのための特別ステージを設けよう」ってことに急きょなったんです。

 

その絵美さんが、個展会場に沢山ある作品の中でも、とりわけ「凛」を気に入ってくださったんです。

 

絵美さんは<慈愛>の人。

 

私にとっては大きくて濃く深い海の青のようなイメージ。 

Copyright © Emi Nishiyama All Rights Reserved. 

その青に、情熱の赤と純粋な白の絵の具を少し足したような「凛」

 

まさに、見た目のクールな印象とは対照的に、心がとても熱くてピュアな方なのです。

 

「凛」はやはり絵美さんの元に行くべくして行ったんだと思います。

 

このたびの6月の大阪の地震。

 

震源地にほど近い場所に住んでおられていたので、そのショックは想像以上に大きかったはず。

 

このたびの被災をきっかけに、ある手術を受ける覚悟ができたのだそう。

 

手術は無事成功して、今はまた、新たな絵美さんとして人生を再スタートされました。

 

そんな中、頂いたこのたびのご感想。

 

私の日傘が、そんなふうに使う人に寄り添えている。

 

「リメイクで作品を手に取った方が、より幸せになりますように」という私の想いがまさに叶っている。

 

こんなにうれしいことはありません。

 

絵美さん、このたびは突撃インタビューにご協力頂き、本当にありがとうございました♡

 

大切に使って頂き、私もうれしいです。

アトリエカフェ コロネとチロル

絵美さんは、ご自宅にて幼稚園児から高校生向けの書道教室を運営されています。

 

こどもたちの自己肯定感を育て、本当に大切なものを自分の力で見つけるお手伝いをすることが、絵美さんの活動の理念です。

 

その一方で手仕事仲間と連携し、カフェ風の温かい空間で、手を動かしながら互いの夢を共有する場所として「アトリエカフェコロネとチロル」を昨年オープンされました。

 

アトリエの名前は、オープン当初に飼っていた2匹の保護猫ちゃんの名前から取ったんだそう。

 

元々1匹だった保護猫ちゃんは、2匹が加わって今では合計3匹に。

 

明るい光の入るその場所は、 時ににぎやかな子どもたちが集まる書道教室の顔を見せたり。

 

手づくりやおしゃべりが大好きなママたちが集まる 憩いの場になったりも。

 

日々の慌ただしい生活の中でも、人や動物との関わりを慈しみながら、自分らしく暮らされています。

 

そんなハートフルな絵美さんのご様子は、Instagram( @huimeixishan  )でもチラッと見られますよ。

 

可愛い猫ちゃんたちや、心に響く美しい書作品等がいっぱいです。

 

絵美さんの書道教室や開催イベントにご興味があれば、ぜひ絵美さんとコンタクトを取られてみてくださいね!

 

Instagramからコンタクトを取りにくい場合は、私の方からご縁をお繋ぎすることもできます。

>>私経由でのお問い合わせはこちらから

以上、個展で展示した日傘のその後の追跡ご紹介でした。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


Casa de Paraguasの日傘は、

 <「リメイク」というひと手間の魔法で、想いをカタチに>

 という理念の下、託してくださった方に寄り添い、作り手の顔が見えることを大切にしながら、1本1本時間をかけて手作りしています。

 

お客さまにとって、「世界に1つの宝物」のような、「愛おしい子ども」のような存在になることを願っています。

 

 「こんなもので日傘って作れるのかな?」

「こういう日傘があったらいいな」

 

お客さまが作ってほしい日傘のイメージに、できる限りやわらか頭で対応します。日傘のこと、お気軽にご相談くださいね。 

 

>>当店の日傘のオーダーメイド詳細のご案内はこちらから

 

>>お問い合わせはこちらから


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