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日傘を1本作るのに、どれくらい時間がかかるの?どうやって作るの?

CASAリメイク作家のTammyです。

 

よく頂くご質問の中で、ダントツに多いのがこの2つです。

 

「日傘を1本作るのに、どれくらいの時間がかかりますか?」

「日傘ってどうやって作っているのですか?」

 

 


◆ 日傘を1本作るのに、どれくらい時間がかかるの?

 

結論から言うと、生地で作るシンプルな一重の日傘だと、丸2日間が標準の制作時間です。

(1日8時間×2日のイメージ)

 

そこにオプションを付けたり、着物だと解きの作業が入ったり、色合わせやデザインを考えるのに時間がかかったりすると、3日以上になったり。あまりに煮詰まると、一旦作業をやめたり。

 

丸2日間ってどっちの印象なんでしょう。

 

「そんなにかかるの!?」それとも「意外とすぐできるのね。」

 

私はじっくり、軌道修正をしながら日傘制作を進めていくのもあって、制作はカメさんペースなのです。

 

 

 


◆ 日傘ってどうやって作っているの?


では、日傘って実際にはどんな風に作っているのでしょうか。

 

これはなかなか一言では言い切れないのですが、 着物リメイクの日傘だとザっとこれだけ工程があります。

  • 着物ほどき
  • 型紙取り
  • 裁断
  • アイロンかけ
  • 柄合わせ
  • 縫製(ミシン、手縫い)
  • 部材接続
  • UVカットスプレー

 

 

 

1番難しい工程は、「型紙取り」と「縫製」。

 

生地によっては、ダメージの具合で日傘として使えない部分もあります。どの柄の部分をどう使おうか、ある程度仕上がりをイメージしながら、型紙を切り取っていきます。生地は縫いやすい生地ばかりではないので、縫製段階では、慎重に生地の状態を見て、生地を押さえながら、1針1針縫っていきます。

 

1番緊張する工程は、「裁断」と「部材接続」。

 

特に布に最初にハサミを入れる瞬間は、いつも思わず息を飲んでしまいます。お客さまの想いの詰まった大切な生地、1度ハサミを入れてしまうと、絶対に取り返しがつかないからです。

 

そして、8枚の布を縫い繋いでから、その布を部材に取り付けて、日傘を最初に開く瞬間も、いつもドキドキがマックスです。なぜなら、その瞬間にならないと、日傘の張り具合が本当にいい頃合いなのかがわからないから。

 

リメイクで日傘にする生地は、どれ1つとして同じものがありません。そのため、前回と同じように作っても、日傘が必ずしも綺麗に仕上がるとは限らないのです。 経験による勘から生地の状態を見極めて、裁断する生地の大きさや縫い方などをミリ単位で微調整しながら制作しています。

 

ちなみに、1番好きな工程は、 その時々によって変わるけれど、今は「柄合わせ」かな。託してくださったお客さまの生地から感じるストーリーを思い浮かべながら(たまに妄想も入ります(笑))、あれやこれやと色や柄合わせを考えるのは、やはり面白いです。

 

 

 


◆ 市販の日傘と何が違うの?


時々誤解されるのですが、私は「傘職人」ではなくて、「CASAリメイク作家」です。

 

この肩書きは自前なので、世界にたった1つしかありません。

 

「CASA」はスペイン語で「家」という意味であり、「CASA」の音は「傘」から来ています。

 

この2つのCASAをベースに活動するリメイク作家です。

 

けれど、実はこの肩書き通りにご紹介頂いたことは、今まであまり多くありません。

 

「傘リメイク作家」

「日傘作家」

「リメイク作家」

「リメイク職人」

「ハンドメイド作家」

「傘職人」

 

このあたりが多いかな。

 

自分の作った肩書きには思い入れがあれど、呼び名は特にこだわってはいないので、言われるまま受け入れて訂正は入れません。

 

呼び名 = <私が他の方にはどう見えるか> だと思うので、むしろ興味深いです。

 

唯一受け入れがたいのは「職人」 です。

 

私は今まで自分を「職人」だと思ったことはたった1度もなく、自分は 「創作作家」だと思っているからです。

 

 

 

 

「職人」

自ら身につけた熟練した技術によって、手作業で物を作り出すことを職業とする人

 

「作家」

個人の表現としての芸術作品の制作者。 芸術や趣味の分野で作品を創作する者のうち、作品創作を職業とする者。またはその専門家として認められた者。

 

 

 

 

アプローチの仕方がまるで違います。

 

市販の日傘は、「職人」さんが作っています。

 

Casa de Paraguasの日傘は、あくまでも「作家」が作る創作日傘です。

 

ですから、両者は、作る工程も、使用する道具も、ミシンも、制作にかかる時間も、こだわっていることもまるで違います。

 

当店の日傘を作る工程は、私が独自に試行錯誤をして、何年もかかって考案したハンドメイド日傘のオリジナルの手順です。

◆ 作り手の顔が見える日傘を目指して

Casa de Paraguasの日傘は、

 

<「リメイク」というひと手間の魔法で、想いをカタチに>

 

という理念の下、託してくださった方に寄り添い、作り手の顔が見えることを大切にしながら、1本1本時間をかけて手作りしています。

 

お客さまにとって、「世界に1つの宝物」のような、「愛おしい子ども」のような存在になることを願っています。

 

 

 

 
「こんなもので日傘って作れるのかな?」

「こういう日傘があったらいいな」

 

お客さまが作ってほしい日傘のイメージに、できる限りやわらか頭で対応します。

 

日傘のこと、お気軽にご相談くださいね。 

 

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以上、Tammyの日傘に関するFAQでした。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。