
CASAリメイク作家のTammyです。
明日からいよいよ3月。
朝晩はまだまだ寒いですが、暦の上ではもう春本番です!
という訳で何か春らしい新しいことをしてみようかと♪
私らしい試みと言えば、やはり着物日傘に関すること!?
ということでこんなサービスを明日3月1日より始めます☆
サービス名は、「着物日傘レンタル」!
新しいサービスとは、「着物日傘レンタル」
ええ、ひねりも色気もございません(笑)
「そのままやん!」と思う存分突っ込んでください。
今まで着物日傘と言えば、オーダーメイドか完成品の販売しかありませんでした。
しかも、今は完成品の着物日傘は1本も販売していません。
実は手元には販売できる着物日傘が何本かはあるのですが、思うところがあって、今は販売するのを控えています。
でも、どれも私が心を込めて、湧き上がるパッションを作品として、形にしたものであることには変わりがない。
その日傘たちには、作品として生み出された以上、<必要としてくださる方に喜んで使っていただく>という大切なミッションがあるのではと思ったんです。
ただ、やはり実物を見て頂く機会は現状としては本当に少なく、ネット販売にも限界があります。
作家として、ネット販売以外にもっと作品とお客さまをつなぐような心が通い合える方法はないかなと考えました。
それで思いついたのが、着物日傘のレンタルでした。
着物日傘をレンタルしてみようと思った、もっと突っ込んだ理由
さて、このお話は2年前の2017年にまでさかのぼります。
2017年の6月、人生初めての着物日傘の個展「Retour du Bonheur」を大阪で開催しました。
「Retour du Bonheur」は、フランス語で「幸せの再来」という意味。
スズランの花言葉でもあります。
私の好きな国の1つであるフランスには、5月1日に「スズランの日」という記念日があって、その日には愛する人にスズランの花を贈る習慣があります。
それにちなんで、私も「訪れてくださった方に幸せがいっぱい降り注ぐ個展になりますように」という想いを個展タイトルに込めたんです。
その個展を開こうと決心してから、個展での展示のために最初に作った作品が、今回レンタルをしようと決めた2本の着物日傘、「喜(き)」と「麗(うらら)」です。
2本は1枚の振袖から作りました。
「喜」=喜び、楽しさ、joy、持っているだけでワクワク
「麗」=美しさ、端麗、特に色彩美
ピンクのボタンの方が「喜」で、 水色のボタンの方が「麗」です。
組み合わせや縫い付けた布のデザインをよく見て頂くと、雰囲気が少し異なります。
同じようでいて、それぞれに個性があります。
それがまるで双子の姉妹のようです。
仲良しの姉妹で、一体どんなおしゃべりをしているのでしょうか。

その2日間の個展には、驚いたことに日本全国からのべ300名を超える方々が足を運んでくださいました。
個展を開いてみようと勇気の一歩を踏み出したことで、たくさんの幸せなご縁を頂き、私自身が作家としてだけでなく、1人の人間として幸せの再来を心より感じた時間でした。
夢の第一歩が、次はみんなの夢に広がって
そして2018年、個展を手伝ってくれた友人たちと再び集結し、今度は一緒に「夢結び」という五感体験型1Day複合イベントを開催しました。
イベント名の「夢結び」は、「夢を叶える」という意味の他に「人と人を結ぶ」という意味も込めました。
「夢結び」のコンセプトは、 「『夢』をキーワードにワクワクするような大人のお遊び会をやってみよう!」
歌あり、トークあり、お茶レッスンあり、作家や書家の作品展あり、フードやスイーツの出店あり。
大きな会場を貸し切って、とにかく1日で、ひとりでも、沢山でも、思い思いにイベントを楽しんで頂けるように、また、主催者として参加してくださった皆さんと一緒に楽しみ、駆け抜けた、文字通り夢のような1日になりました。

そんな幸せな夢にまつわる数々の記憶を、この2本の作品に詰め込んで、なんとかあなたにシェアすることはできないかなと思ったことが、このたびレンタルというサービスをやってみようと考えたきっかけでした。
今度は、あなたの幸せに寄り添う着物日傘となりますように!
着物日傘は、例えばこんなシーンでお使いいただけます。
着物日傘「喜」と「麗」は、もちろんそのまま日常使いの紫外線対策の日傘として使っても頂けますが、私にとってとても縁起のいいジンクスでもあるので、実用品としての使用用途以外に、こういった使い方もできるのでは?というシーンを、ちょっとご紹介してみますね。
例えば、
講演会やコンサートの舞台両脇に添えてみる(上記イメージ写真左)
講演会やコンサートなど各種イベント会場では、舞台の両脇に置いたり、天井からぶら下げて飾るなどして、主役をいっそう盛り上げるアイテムの1つとしてお使いいただけます。
実際に前述のイベント「夢結び」でも舞台に置いて展示してみました。
展示した着物日傘は、歌手の八尾ちなみさんの黒留袖の着物ドレスと対照的な白色がベースだったので、主役のちなみさんの邪魔をすることなく、エールを送る存在として会場をいい雰囲気にする演出ができたのではと思います。
イベント終了後には、着物日傘を自由にお持ちいただいて、一緒ににわか撮影会にもなりました♪
お越し頂いたゲストの皆さんとの記念写真にも一役買うかも。
他には、例えば、
結婚式の前撮りや当日の演出に(上記イメージ写真中央)
着物日傘は、淡いパステル調の華やかなお花デザインの着物日傘なので、ウェディングドレスや晴れ着にも主張しすぎることなく、ぴったりと似合います。
また、全体的に白を基調としたカラーのため、お顔周りを明るく華やかにしてくれます。
いわゆるレフ版のような役割ですね♪
実際に海外のウエディングでも、純白の日傘を花嫁さんが持っていたりするので、日傘は、春夏のウエディング小物としても重宝するかと思います。
特別な1日に、美しい女性を引き立てる演出小物として、世界にたった1つしかない「喜」と「麗」をお使いいただけます。
あと、考えられるシーンとしては、例えば、
着物や浴衣でのお出かけに(上記イメージ写真右)
UVカット加工を施した接着芯を内側につけているため、もちろん紫外線対策の日傘としてお出かけにもお使いいただけます。
お友達や大好きな方との楽しいデートに、着物日傘をさしたSNS映えする素敵なお写真を沢山撮ってみてくださいね。
着物でお出かけ撮影会なんかも楽しいかも♪
もちろん着物や浴衣だけでなく、爽やかな白シャツ&デニムなどのカジュアルなファッションにも合わせて使って頂けます。
日傘は2本あるので、親子さんやお友達同士でのお揃いコーデにもいいかもしれません♪
こんなふうに使っていただくシーンを考えるだけで、なんだか私も幸せな気分になります♡
日傘1つとっても、実用品からアートや演出小物としてなど色んな使い方ができそうです。
私自身がとても大好きな大切にしている作品のことなので、ついつい1人で熱く語ってしまいましたが、また何かご質問等ありましたら、ぜひお気軽にお寄せくださいね。
レンタルのお申込みは、下記詳細ページにお申込みフォームへのリンクがあります。
着物日傘にご興味ありましたら、ぜひ1度ごらんくださいね。
以上、新しいサービスのお知らせでした。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

Casa de Paraguasの日傘は、
<「リメイク」というひと手間の魔法で、想いをカタチに>
という理念の下、託してくださった方に寄り添い、作り手の顔が見えることを大切にしながら、1本1本時間をかけて手作りしています。
お客さまにとって、「世界に1つの宝物」のような、「愛おしい子ども」のような存在になることを願っています。
「こんなもので日傘って作れるのかな?」
「こういう日傘があったらいいな」
お客さまが作ってほしい日傘のイメージに、できる限りやわらか頭で対応します。日傘のこと、お気軽にご相談くださいね。