
CASAリメイク作家のTammyです。
久しぶりにオーダー頂いた日傘のご紹介です。
今回は絵羽織の着物からのリメイクになります。
今朝、オーダー頂いたお客さまより、早速到着のご連絡とうれしいうれしいご感想を頂きました♡
後ほど併せてその届きたてホヤホヤのご感想もご紹介させて頂きますね♪
羽織の場合は、1枚から1本の日傘を作ることができます。
早速ですが、出来上がった日傘のご紹介です。
元々の着物は黒の絵羽織で、一部に紅葉とお花の絵が入っていました。
ご注文いただいたお客さまは、お義母さまより依頼を受け代理注文をしてくださったということで、お預かりしたお着物から持ち主であるお義母さまをイメージしました。
完成イメージとしては、全体として落ち着いた雰囲気ながら、持つことで気分が上がるような特別な1本に!
柄合わせは、どの角度からでも絵を楽しめるように、無地と交互に柄部分を持ってきました。
持ち手の木の茶色と骨の黒色が日傘の生地にぴったりです!
ボタンは柄の1色を取って、抹茶色の格子柄にしました。
シンプルですが、可愛らしさもある、私もお気に入りのデザインのボタンです。
ご感想です(ご注文いただいたお客さまより)

今朝、日傘が届きました!
思っていた以上に素敵な日傘になっていて、感動しましたo(*^▽^*)o
LINEで、あちこちのお友達に、写メを送って、自慢しています。
義母も、きっと喜んでくれると思います。
ありがとうございました(o^∀^o)
ーご注文いただいたお客さまより、メールを頂きましたー
個人の作家だからできることを大切に♡
Uさま、このたびは素敵なオーダーを頂き、うれしいご感想までどうもありがとうございました♡
お義母さまにも末永くご愛用頂けますように。
さて、こうやって受領のご連絡やオーダー品のご感想を頂くことは、もちろん必須ではありません。
けれど、やっぱり文字だけのお顔の見えないコミュニケーションでも、とーーーってもうれしいのです♡
文字からリアルなお気持ちが伝わってくるから。
同じように、私からもお客さまには形式ばったビジネス対応ではなく、心ありきのご対応をしたいと思っています。
言葉足らずで、説明不足があって、お客さまに誤解を招いたり、ご迷惑をおかけすることもあるかもしれません。
できる限りあらゆるケースを想定して、ご案内をするようにしていますが、また何か気になることがあれば、小さなことでも構いませんので、お気軽にお問い合わせくださいね。
ただ、私はこの道うん十年という傘専門の職人さんではありません。
あくまでもリメイクでオリジナルの日傘を創作する1人の作家です。
ですから、職人さんのように沢山の傘を効率よく一気に作ることはできませんが、その分、1本1本の細部にまでこだわって時間をかけ、心を込めてお作りしています。
作っているときは、出来上がった日傘を手にしたときのお客さまの喜ぶ姿、ワクワクとドキドキをイメージしています。
お家の中に、思い出の生地やお着物はありませんか?
気に入って買ったけれども、もう着ないワンピースや浴衣はありませんか?
若い頃には頻繁に着ていたけれど、もう柄が今の年齢にそぐわないというようなデザインでも、ちょっと不思議なのですが、日傘にリメイクすると意外と違和感なく持てちゃったりするのですよ!
リメイクをすることで、思い出はよみがえり、また新たな命が吹き込まれます。
断捨離ブームの中でも、何でもかんでも物を捨てたり、売ったりするのではなく、私は本当に大切なものを選び抜いて、リメイクで長く使い繋ぐことの素晴らしさを、これからも提案し続けたいと思います。
作家だからできることをこれからも大切にしながら、ご縁のあった方に長く大切に使っていただけることを願っています♡
以上、作品紹介でした。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

Casa de Paraguasの日傘は、
<「リメイク」というひと手間の魔法で、想いをカタチに>
という理念の下、託してくださった方に寄り添い、作り手の顔が見えることを大切にしながら、1本1本時間をかけて手作りしています。
お客さまにとって、「世界に1つの宝物」のような、「愛おしい子ども」のような存在になることを願っています。
「こんなもので日傘って作れるのかな?」
「こういう日傘があったらいいな」
お客さまが作ってほしい日傘のイメージに、できる限りやわらか頭で対応します。日傘のこと、お気軽にご相談くださいね。
なお、今オーダー頂きますと、仕上がりは最短で5月末を予定しています。
今年の夏のマイ日傘デビューをご検討いただいている場合は、気持ち早めにご相談いただけるとご希望を叶えやすくなります。