
CASAリメイク作家のTammyです。
ちょっと時間差はありますが、6泊8日のフィンランド調査旅行より無事に日本に戻ってきました。
あっという間の1週間!本当早かったー!
でも、わずか1週間とは思えないほど、本当に濃い思い出深いひとり旅となりました。
今日から数回に渡って、そんな私のつれづれ旅物語を、出発の日から時系列でレポしていきます☆
良かったら旅レポの最後までお付き合いくださいね♪
5月30日(木)/いよいよ日本を出発の日!<お天気:快晴>
早朝4時40分、セットしていた目覚ましで起床。
朝から気持ちのいいお天気だわ!
さて、フィンエアー(フィンランド航空)の機内預け入れ荷物の無料での最大許容量は23キロ。
帰りはお土産も入るので、極力行きは余裕を持たせておきたい。
が、思った以上にスーツケースが重くなり、最終18キロに(汗)。
結局オットが最寄り駅まで車で送ってくれることに。
助かるわー!こういう時は素直に甘えよう!
午前5時半、息子もいつもより少し早めに起きて、私の出発を見送ってくれた。
JR尼崎駅から関西国際空港までは、空港バスで約1時間強。
券売機で、14日間有効の往復切符を買っておき、お財布の小銭入れの中に復路の切符を入れておいた。
そうこうしているうちに関空にバスが到着。

空港に着いてからは、まずは申し込んでおいた海外用ポケットwifiのレンタル機を受け取りに、イモトのwifiのロッカーコーナーへ。
初めての海外でのポケットwifiデビューで一抹の不安もあったものの、受け取りそのものはとっても簡単だった。
ロッカーにある端末に自分の空港ロッカー貸出番号を入力すると、沢山あるロッカーのうち、1つだけピョコっと扉が開き、そこから自分用のセットを取り出すだけ。
セットの中には使用までの設定の仕方や、トラブルがあった際の連絡先などがわかりやすく書いてある小冊子も入っていた。
ポケットwifiもさすが「ポケット」というだけあり、バッグの中に入れても負担になりにくいサイズと重量感。
あとは現地(フィンランド)でちゃんと通信ができるかどうか…。
フィンランド到着まではドキドキするが、一旦バッグの中にしまっておいた。

チェックイン手続きは、出発36時間前からできる事前チェックインがお勧めです。
さて、次は空港チェックインへ。
フィンエアーのサイトで事前チェックインをしていたおかげで航空券受け取りの長蛇の列に並ぶひと手間が省け、荷物の預け入れから後も比較的スムーズに進む。
飛行機の座席はエコノミーで、真ん中の方の窓側席。
お隣はフィンランド人の年配のご夫婦だった。
素朴で親切そうな方々で、私の席にイヤホンが付いていなかったことを知ると、「自分たちは使わないからどうぞ」と譲ってくれた。
ただ、窓側の席は気持ちは落ち着くが、トイレに行くのには気を遣う。
どのタイミングで「トイレに行きたいから通してほしい」と言おうかとばかり考えていたような気がする。
私が出会ったフィンランドの方々は、基本的には不干渉でマイペース。
でも、ちゃんと必要な時には手を貸してくれる安心できる空気感がある。
必要以上にはしゃいだり騒いだりしないけれど、その時々を自分たちなりにゆっくりと楽しんでいる様子。
日本とフィンランドは国民性が似ているとどこかで聞いたことがあるが、確かにそういうところもあるような気がした。
さて、お楽しみのお食事タイム。
フィンエアーはマリメッコとデザイン提携しているので、配られた毛布もよく見るとマリメッコデザイン。
そして、マリメッコのデザインがプリントがされた紙コップや機内食のナプキンもいちいち可愛い!
機内食の量は比較的少なめかな。
でも動いていないので私にはちょうどいい量だった。
まあまあ美味しい。
せっかくなので、お約束(?)のベリージュースを頼んでみた。
爽やかであっさりした甘さの味だった。
フィンエアーのキャビンアテンダントさんは皆にこやかで親切。
制服も爽やかで素敵。
全体を通して、フィンエアーのサービスは申し分なく、気持ちよく機内で過ごすことができた。
日本からだと直行便で10時間ほどでヘルシンキまで行けるので、今回の旅で、北欧は思ったよりも近いなという印象を受けた。
ちなみに日本とフィンランドの時差は6時間(サマータイム)。
たとえば日本が正午であれば、フィンランドは同じ日の朝6時。
日本が6時間早く進んでいるだけなので、時差の計算が楽だった。
そんなところにひとりで何をしに行く?
午後2時40分頃、ほぼ定刻どおりヘルシンキのヴィンター空港に到着。
入国審査でのこと。
「何をしに行くのだ?」と定番の質問をされ、「sightseeing」と返す。
ここまではもちろん想定内。
で、渡航予定地に「ヘルシンキ」と「アラヤルヴィ」の2都市を出すと、途端に「アラヤルヴィに何をしに行くのだ?」と突っ込まれる。
アラヤルヴィは、ヘルシンキから車で直行しても6時間ほどかかる田舎町。
旅行者が行かないようなちょっとマニアックな街なのかもしれない。
特にやましいことはないので、事実どおり「アラヤルヴィに日本のアートの展覧会を見に行く」と答えた。
「どこに泊まるのだ?」と聞かれ、ホテル名を告げる。
さらに「展覧会が事実である証拠書類はあるのか?」と質問は続く。
証拠・・・・・・あ、ある!ある!
幸い機内持ち込み荷物に、フィンランド美術賞展の図録があったおかげで、最終的には日本のアーティストとして現地に行くものだと認めてもらえた。
もしも図録をスーツケースの中に入れていたら…と考えると、冷や汗が出た。
もう少し英語が堪能だったら説明もできただろうが、私の語学力では単語レベルで並べるのが精いっぱい。
というか、今から考えると、数日後にはまたヘルシンキから出国するのだから、入国審査では別に詳しくアラヤルヴィのことまで話さなくて良かったかも!?
バカ正直すぎて、自分で墓穴を掘っちゃった(笑)
今回の旅では、何度が冷や汗タラリのトラブル回避があったけれど、この入国審査が最初の冷や汗タラリシーンだった。
スーツケース受け取り後は、市内へはフィンエアーシティバスを利用。
空港のバス乗り場は少し場所がわかりにくかったが、先に日本でチケットをネット購入しておいたので、乗り込みはスムーズ(市内まで30分程度)。
移動中のバスの中で、ポケットwifiの設定をしてみる。
が、最初wifiの画面に「no service」という表示しか出ない(汗)
もしかしてここまで来てネットが使えないというオチか!?と焦ったけれど、冊子や取扱説明書に書いてある繋がらないときの手順を色々試しているうちに、ようやく使えるように。
とりあえずネットが使えることがわかり、ホッとひと安心。
バスの中からLINEやメッセンジャー経由で、フィンランド到着を家族にも報告した。
到着当日は、極力移動の少ないホテルにしたつもりが…
午後4時半頃、バスがヘルシンキ中央駅に到着し、いよいよ市内での行動開始。
予約しておいたホテルまでは、スマホのmapアプリを頼りに歩いて移動。
移動に関しての問題は、石畳。
石畳はヨーロッパらしくて、写真などで見る分には趣や風情があるものの、石畳や段差があると、重いスーツケースをただ押すのにも一苦労。
駅からホテルまで10数分の距離ですぐ着くと予想していたけれど、ホテルに着くころには手にマメまでできる始末。
真っ赤になった手のひらを見て、しみじみと「ひとり旅をするには、体力と気力が何よりも要だな」と思った。
さて、ようやくホテル「Radisson Blu Aleksanteri Hotel, Helsinki(ラディソン・ブル・アレクサンテリ)」に到着。

到着初日なので、他のホテルよりも割高だけど、翌日のバス乗り場からもアクセスのいい、安心できるホテルに。
「ラディソンブル」はヘルシンキに何軒かある4つ星ホテルで、朝食が美味しいことでも有名だそう。
シングルルームもシングルには十分な広さと、素敵なインテリア。

アメニティや備品も充実していて、申し分ない。
備品のアイロン台まで北欧調で可愛らしい(大きな姿見の中がアイロンセット置き場に)。
タオルのリユースを促すシートまでセンスがいいんだから。
ちなみに今回の旅は、4つのホテルをすべて「booking.com」のサイトから予約した。
予約と決済完了まではすべて日本語でできたので安心だし、ホテルに何か質問したい時もサイトbooking.com経由でスムーズにできたので便利だった。
初めて1人旅をした学生時代は、携帯電話もなく、日本にいる家族との通信手段は、現地のネットカフェからのメールぐらい。
ユーレイルパスと、トーマスクックのぶ厚いヨーロッパ鉄道時刻表と、ガイドブックだけを頼りに、現地に着いてからホテル探しをしていたくらい。
そう思うと、海外個人旅行も格段に便利になり、安全に行きやすくなったなぁと思う。
逆に地図を覚える努力すらしなくなって、脳がどんどん退化しそうでもあるけれど(苦笑)
1日目の夜は早めに就寝
元々の予定では、スーツケースを置いたらちょっと街を散策しようかと思っていたけれど、長旅で疲れたので、結局夜の外出は控える。
夜はホテルの部屋でゆっくり過ごすことに。
と言っても、時差と夜遅くまで太陽が沈まない白夜の影響で、なかなか寝られなかったけれど…。
さて、明日はいよいよ朝から長距離バスでアラヤルヴィに移動するよー!
①簡易スリッパ(飛行機やホテルの部屋でくつろげる)
②着圧サポーター(飛行機内でのエコノミークラス症候群対策、靴下タイプより気軽に脱ぎ着できる)
③A4ポケットファイル(必要書類をすぐに開いて見られる、落とさない、紛失しない)
④マルチコンセントアダプター(スマホとカメラバッテリーの充電が同時にできる)
⑤しわにならないロングスカート(飛行機の座席でも足が開ける、笑)
【別に要らなかったかも?】
①電子辞書(立ち上げている暇がない)
②変圧可能海外対応ドライヤー(わざわざ買ったけど、泊まったホテルにすべて付いていた、チェック忘れ)
フィンランドの旅は、次回に続く。
更新ペースはランダムですが、もし良ければまた続きを読みにきてくださいね!
以上、旅レポでした。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

Casa de Paraguasの日傘は、
<「リメイク」というひと手間の魔法で、想いをカタチに>
という理念の下、託してくださった方に寄り添い、作り手の顔が見えることを大切にしながら、1本1本時間をかけて手作りしています。
お客さまにとって、「世界に1つの宝物」のような、「愛おしい子ども」のような存在になることを願っています。
「こんなもので日傘って作れるのかな?」
「こういう日傘があったらいいな」
お客さまが作ってほしい日傘のイメージに、できる限りやわらか頭で対応します。日傘のこと、お気軽にご相談くださいね。
なお、今オーダー頂きますと、仕上がりは最短で9月末を予定しています。