
CASAリメイク作家のTammyです。
これは少し前にお友達にプレゼントしたトートバッグなのですが、実はとても小さくて、手のひらに乗るサイズ感なんです。
デジカメやちょっとした小物を入れるのに、ちょうといいサイズ感。
最近このミニミニトートバッグを作るのが、ちょっとしたマイブーム!
このサイズ感がツボで、1つ目を作って以来もう何個目になるかな。
今日はこのミニミニトートバッグに思いを馳せているうち、私の中である気づきがあったので、その気づきをシェアしていこうと思います♡
ミニミニトートバッグを作り始めたきっかけ
ミニミニトートバッグを作り始めたきっかけは、日傘のレッスンで使うマリメッコ日傘をサンプルで作った時、生地がちょっとだけ余ってしまったこと。
マリメッコ生地は、端切れでも本当に素敵なので、捨てるに忍びなくて。
試しに端切れでミニミニトートバッグを作ってみたところ、とても可愛らしく仕上がったんです☆
1つ作ったら、もっともっと作りたくなってきて。
で、友人などに「いつもありがとう」の気持ちを込めて、最近よくプレゼントしています♡(一方的に、笑)

作った他のミニミニトートバッグも、ちょこっとお披露目
他にも、あります。
最近着物生地でのリメイク日傘をオーダー頂いたお客さまへ。
着物がとても素敵でしたので、サプライズのおまけプレゼントとしてお作りしました♪
日傘をお作りした時に出た端切れと手持ちの生地、接着芯を使ったのがこちら。

こちらはオーダーメイドではなく、完成品の「京(みやこ)」という名前の着物日傘を購入してくださったお客さまへ。
これはアトリエに残っていた着物の端切れを使って作っています。
また他のバッグとは全然違う雰囲気でしょ。
おもて面と裏面で、お顔の表情も違っています。


実は着物日傘「京」は、私もとっても思い入れのあった作品でした。
外側は落ち着いた鮫小紋でシンプルな雰囲気なのですが、傘を開いた内側が振袖をリメイクした華やかな着物日傘です。
柄合わせをするときに、興奮してアドレナリン?エネルギーがいっぱい出て、まるで頭の中は千紫万紅の花が一斉に咲いたような状態でした。
その作品をこのたび購入してくださったお客さま、実は私の大好きなお友達の1人でもあったので、オーダーを頂いたときは本当うれしびっくりで!
ライヤーという楽器で神秘的な音色を奏でる彼女は、まるで森から出てきた妖精のようで、イメージはカラフルなキレイ色のお花柄ロングスカート。
そんな彼女をイメージして、このミニミニトートバッグを作りました。
「京」は彼女の元にお嫁に行くべくして生まれたのかもしれないなぁ。
「写真でも素敵だったけど、実物の方がもっと素敵だわ〜。
で、エネルギーが温かい♡
心を込めて制作してるのが伝わってきた。」
そんなふうに彼女が言ってくれて、本当にうれしかったんです。
ちなみに、「京」はこんな日傘でした。

手作りのプレゼントって、もらう方にはちょっと重たいかもしれないけれど、、、

そして、これは青が似合う知的なお友達のあこちゃんへ、旅のお礼のプレゼントに♡
これもアトリエに残っていた手持ちの生地の端切れを使って作りました。
トートバッグのポケットのところ、わかるかな?
実はペンがポケットに刺さるように、柄合わせを工夫したんです。
彼女とは、6月のフィンランド旅で、うち2日間ヘルシンキで行動を共にしました。
旅の途中で体調不良になってしまった私を気遣ってくれたり、旅の見どころをオーガナイズしてくれたりと、彼女の存在には本当に救われたんです。
そのお礼も兼ねてのこのプチプレゼントを持参して、先日2人で旅のお疲れ様会をしました。
手作りのミニミニトートバッグの中には、8月に軽井沢旅行で買ったドライアップルのおやつを入れて。
あこちゃんは、私の中で、冷静で凛とした清涼感のある青のイメージ。
だから青が印象的な生地をチョイスしてみました。

あこちゃんが、カフェで記念に撮ってくれた写真、とても温かい雰囲気でうれしい!
ミニミニトートバッグは、ちょっとそこまでって時に、携帯や鍵、定期入れなどを入れて、お出かけしたりもしてくれているそう。
「とても重宝してるよ!本当にありがとう。大切に使います。」
そんなふうに言ってくれて、感激でした♡
もちろん贈る相手と自分との関係性にもよるとは思うものの、贈る相手を想って心を込めて作ったものを、思った以上に喜んでもらえて、それがまたうれしくて!
本当ちょこっとした手作りものだけど、「ありがとう」の気持ちを添えて、サラリと爽やかにプレゼントできるものがあるっていいなぁ。
そう思ったんです。
だからきっと、私のミニミニトートバッグづくりは、これからもブームが去るまではしばらく続くかも!?
ミニミニトートバッグ、あこちゃんが教えてくれた以外で他にも色んな使い方のアイデアがあったら、ぜひぜひ教えて頂きたいです☆
余談ですが、実は私のフィンランド旅は、まだ完全には終わっていないのです。
あこちゃんと2人で旅のお疲れ会をする目的は、もちろん素敵なカフェで美味しいランチを食べて、旅の思い出をまったり語るという目的もありました。
でも、旅ってね、ちょっと哀しいかな、終わってしまうと、日に日にその時の記憶が薄くなっていってしまいますよね。
旅から帰って、すっかり日常に戻ってしまっても、あの時の記憶がフォトブックとして残っていたら、いい記念にもなる。
私とあこちゃんは、それぞれの旅をフォトブックにしていたので、2人でその時、交換読書会もしました。


あこちゃんのフォトブックは、それぞれの国ごとに分冊されていて、どのバージョンも見ているだけで一緒に旅をしているような気分になれました(あこちゃんはヨーロッパ数か国を巡る1人旅の途中で、フィンランドは私と予定を合わせるために立ち寄ってくれたので)。
あこちゃんの感性が、フォトブックの編集にもそのまま出てて、本当素敵でした。
私のフィンランド旅日記は、文字多めで感情の発露が暑苦しいけれど(笑)、あこちゃんの4か国旅日記は、最終頁以外は写真のみで爽やか!
そこにも個性がそれぞれ出てて、違いがまた面白い。
そんな交換読書会を楽しませてもらいつつ、情報交換しながら、いい刺激も沢山もらいました。
遠くフィンランドの地で私が得たものは、お金には代えられない貴重な【体験】と、シンプルだけど自分が一緒に幸せをシェアしていきたい大切な人が誰なのかという【気づき】でした。
私のフォトブックは、ザックリ言うとこの2つについて書いています。
今、その私のフォトブックをご希望の方には先着順で郵送で貸し出すという何ともアナログな企画をしている最中なんです!
地味だけど、我ながらすごくいい企画だと思っているのです。←自画自賛、笑。
というのも、読みたいと言ってくださった皆さんの読書感想文が熱いの!
皆さん、一緒に旅をしているようだとドキドキ、ハラハラしてくださるようで。
だからね、私のフィンランドの旅はフォトブックのシェアという形で、まだまだ続いているのです。
ロマンだなー♡♡
楽しいなー♡♡
また折を見て、そんな皆さんのご感想を一部ご紹介したいなぁと思っています。
フォトブック貸し出し企画は、ご希望者が途切れるまで続ける予定なので、もしもご興味ありましたら
>>こちらの「フィンランド旅日記ゆる企画」のページで詳細をお読みくださいね!
あこちゃんいわく、
「タミーさんのフォトブックは、まるで自分が体験したかのようにいろんな情景が思い浮かぶほどの詳細さで、文章力と写真をうまく融合させているなと感じました。」だそうです。
うふふ、うれしいなー!
ミニミニトートバッグのお話から少し脱線しましたが、そんな楽しいやり取りもありましたとさ♪
p.s.
本日ご紹介のあこちゃんのインスタグラム、世界観があってとーっても素敵なので、最後にご紹介しておきますね!
@akonowa358
以上、作品紹介でした。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

Casa de Paraguasの日傘は、
<「リメイク」というひと手間の魔法で、想いをカタチに>
という理念の下、託してくださった方に寄り添い、作り手の顔が見えることを大切にしながら、1本1本時間をかけて手作りしています。
お客さまにとって、「世界に1つの宝物」のような、「愛おしい子ども」のような存在になることを願っています。
「こんなもので日傘って作れるのかな?」
「こういう日傘があったらいいな」
お客さまが作ってほしい日傘のイメージに、できる限りやわらか頭で対応します。日傘のこと、お気軽にご相談くださいね。
なお、今オーダー頂きますと、仕上がりは最短で12月末を予定しています。
1Dayレッスンでしたら作った日傘をその日にお持ち帰り頂けます。
>>レッスンの詳細はこちらから
※ただし、10月の作品展準備のため、9月10月のレッスン開講はお休みさせて頂きます
(※11月以降のレッスンご予約は、今からでも可能です。)