
CASAリメイク作家のTammyです。
最近公私共にバタバタしていて、なかなかブログで制作した日傘など作品紹介ができていませんが、実はコツコツと1本ずつオーダー頂いた日傘を作っては、お客さまに発送しています。
今朝はようやく少しだけブログを書く時間ができたので、今日は最近制作した3本をご紹介していきますね。
1本目は、浴衣からリメイクした日傘です。
少し前にご依頼頂いた浴衣からリメイクした日傘です。
絞り模様の美しい浴衣で、日傘にすると、とても爽やかに仕上がりました。
内側にはオプションで白のUVカット接着芯をお付けしています。
余り布で作ったミニミニトートバッグも、感謝のプチプレゼントでお付けしました。
喜んで頂けているとうれしいです♡
ちょっとした小物を入れておくのにも便利なミニミニトートバッグです。
2本目は、着物(大島紬かな?)リメイクの日傘です。
こちらは、できたてホヤホヤの着物日傘です。
そろそろお客さまのお手元に届いている頃かと。
着物の種類については私はあまり詳しくないので、あくまで推測ですが、生地の特徴からして大島紬かな。
薄手ですがしっかりと張りのある生地なので、1枚でも丈夫です。
すっきりとしたフォルムに仕上がりました。
ネームバンドの部分には、赤の裏地を使用しました。
ボタンはお任せでしたので、さらに差し色を持ってきて、メリハリを付けました。
3本目も、着物(振袖)リメイクの日傘です。
こちらは2本目と同じお客さまからのオーダーで、振袖をリメイクしています。
優しい色と可愛らしいレトロな柄の振袖でしたので、「どんな方がこの振袖をお召しになったのかなぁ」とイメージをふくらませながらお作りしました。
もしかすると、オーダーを頂いたお客さまからその娘さんに譲られた振袖だったのかも!?
着物についてのバックグラウンドは今回お伺いしていないため、あくまで私の想像の世界ではありますが。
振袖は一重だと日傘としてお使い頂くには少し薄く心もとなかったため、内側に白のUVカット接着芯をお貼りしています。
今回、実は当初、2本の着物日傘どちらもUVカット接着芯貼付をご希望されていました。
ですが、生地の薄さや強度、透け具合などを総合的に見て、片方(大島紬)は一重、もう1本(振袖)はUVカット接着芯の貼付をご提案、お勧めしました。
最終的に私のご提案でご納得して頂けたので、最初に頂いていたオプション代金を一部振込でご返金させて頂くという形を取らせて頂きました。
「着物」とひとくちで言っても、生地の特性は様々なので、UVカット接着芯を付けた方がいいかどうかも一概には言えません。
オプションのUVカット接着芯や二重加工についてよくわからない(自分で判断がつかない)時は、オーダー前にご質問して頂いてもいいですし、現物を先に送って頂き、私の方で生地の状態や特性を見させて頂いてから、①デザイン②使いやすさを両立する最適な日傘にするには具体的にどうすればいいのかをアドバイスさせて頂くことも可能です。
もちろんお客さまのご希望に添うことを第一に考えていますので、無理強いはしません。
が、今までに数百本作らせて頂いてきた経験を踏まえ、「私だったらこうします」というご提案はさせて頂いています。
なお、中には残念ながら生地の経年劣化が激しく、日傘に仕立てることができても、すぐに破れてきたり生地が伸び切ってしまうような恐れがある場合は、事情をご説明してオーダー自体をお断りすることもあります。
もしも気になることがあれば、注文するしないに関わらずお気軽にお問い合わせくださいね。
さて、これは先ほどの振袖日傘を作った際の余り布でお作りしたミニミニトートバッグです。
バッグはオーダーではなく、私からのプレゼントです。
今回は表側と裏柄、表情を少し変えてみました。
写真2枚目は、シャッペスパン(ミシン糸)を積み重ねての大きさ比較です。
ミニミニトートバッグの大きさのイメージはできましたか?
手のひらサイズの小さなバッグ、コンパクトデジカメやスマホが入るくらいの大きさになります。
バッグのプレゼントは相変わらず一方的なラブレターのようなものですが、サプライズで喜んで頂けているといいなぁ(^^)♡
オーダーは1年中いつでも喜んでお受けいたします!
さて、夏が終わり、10月といえばいよいよ秋服への衣替えの季節ですね。
日傘の出番はこれから一気に減ってきます。
が、私はご依頼さえあれば真冬でも日傘を作りますよ!
1年365日、春夏秋冬、アトリエの中にはいつも仕掛かり品の日傘がある状態です。
うれしいことに「いつか(日傘制作を)お願いしたいと思っています」と言って下さる方々もいます。
その「いつか」は、もちろんあなたのベストなタイミングの時にどうぞ♪
私が元気で、お針仕事ができるうちにご依頼をくだされば、喜んでお受けいたします!
(近頃手元メガネが手放せなくて…泣)
余談ですが、私のお仕事をもう何年も手伝って頂いているちーさん(仮称)は、御年70数歳で、私の母よりも年上で、私の息子と同じ歳くらいの可愛いお孫さんまでいる方なのです。
いつもお元気で、謙虚で、丁寧で、そして急な私のわがままも嫌な顔1つせずに聞いてくださっています(感謝!)。
同じ女性として尊敬してやまない人生の大先輩です。
ちーさんを見ていると、私も生涯現役で、生きがいを持って人生を自分らしく輝かせたい!と思わずにいられません。
そして、ちーさんにはいつまでもお元気でいて頂きたいと心から思います。

あなたが今、本当に大切にしたいものは何ですか?
私は自分のこれまでの紆余曲折の人生の中で、お金には代えられない大切なものをいくつか見つけました。
そのうちの1つが「リメイク」なんです。
あなたの大切な想いや思い出が詰まった布製品を、「リメイク」で新たに価値あるものに生まれ変わらせるお手伝いをしています。
「リメイク」は、私のライフワークです。
いつかあなたと、「リメイク」でご縁があるとうれしいです♡
以上、作品紹介でした。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

Casa de Paraguasの日傘は、
<「リメイク」というひと手間の魔法で、想いをカタチに>
という理念の下、託してくださった方に寄り添い、作り手の顔が見えることを大切にしながら、1本1本時間をかけて手作りしています。
お客さまにとって、「世界に1つの宝物」のような、「愛おしい子ども」のような存在になることを願っています。
「こんなもので日傘って作れるのかな?」
「こういう日傘があったらいいな」
お客さまが作ってほしい日傘のイメージに、できる限りやわらか頭で対応します。日傘のこと、お気軽にご相談くださいね。
なお、今オーダー頂きますと、仕上がりは最短で12月末を予定しています。
1Dayレッスンでしたら作った日傘をその日にお持ち帰り頂けます。
>>レッスンの詳細はこちらから
※ただし、10月の作品展準備のため、9月10月のレッスン開講はお休みさせて頂きます
(※11月以降のレッスンご予約は、今からでも可能です。)