
CASAリメイク作家のTammyです。
今日10月15日、43歳のお誕生日を迎えました。
とはいえ、実は30代後半ぐらいから自分の年齢がよくわからなくなってきて、最近はオットに年齢聞いて、そこからマイナス1して自分の年齢を確かめる次第、笑。
特に40代に入ってからは、ますます自分の年齢に興味がなくなってきました。
それはなぜかなー?と考えてみるに、多分、私の周りの年上女性がみんな若々しくてアクティブだからかな。
見た目年齢が、実年齢マイナス10歳以上の素敵な女性が多いのです!
それって私にはすごくプラスの影響力があって。
だって周りに素敵なロールモデルさんがいると、自分も年齢を重ねるのが楽しみになりませんか♪
そんな訳で、今日は、最近の自分に起こっている環境や心境の変化も含めて、2019年の誕生日の抱負について、ちょっとお話してみようと思います。
抱負は「泥臭く、ナチュラルに、オーガニックに生きること」その心は?
まずは抱負です。
泥臭く、ナチュラルに、オーガニックに生きる
わかるようで全然わからない、抽象的な抱負ですよね、笑。
簡単に言うと、必要以上に自分を高見えさせようと着飾ったり、かっこつけないで、自然体で持っている個性を活かして真っ向勝負していきたいってこと。
着のみ着のまま、ノーメイクで、見た目に無頓着で行くという意味ではなく、内側と外側を一致させていく。
本物志向で、ゆるぎない軸を持つ。
本物というのは、時に綺麗で軽やかではいられないもの。
だから、「泥臭い」んです。
地に足つけて、泥んこになったっていい。
汗だくでもいいんです。
営業用の作り笑顔は、気持ち悪いでしょ。
喜怒哀楽がある人間臭い不器用な人の方が、私はずっと魅力的だと思います。
それがね、「ナチュラル」で自然体。
「オーガニック」というのはね、一応誤解のないように言うと、もちろん「これからはオーガニック食品だけ食べていきますよ」宣言ではなくて。
オーガニック=有機。
つまり、私の中で、生き生きとした1つ1つの生命体が、それぞれに役割を果たしつつ、同時に手を繋いで集合体を作って、全体としてその人となりを作るようなイメージ。
前提として1つ1つの出来事に意味があり、それが繋がることで深みを増すようなイメージがオーガニック。
小手先のノウハウだけの薄っぺらい人間にはなりたくない。
土台がしっかりした上で、状況によって柔軟にしなったり、姿を変える樹木のような人になりたい。
それが私の今抱いている抱負です。
私の身に起こった環境や心境の変化(1)

2019年の抱負を掲げるに至った環境や心境の変化には、2つのきっかけがありました。
1つのきっかけは、初夏に訪れたフィンランド1人旅。
旅の1番の目的は、自分のライフワークであるリメイクの作品「着物日傘」の海外デビューをこの目でリアルタイムで見に行くこと。
旅はもちろん全て計画通りにはいった訳ではなく、異文化の中で色々と戸惑ったり、悩んだりしたこともあったけど、旅を終えてみたら、それらもすべて経験として、自分のパレットの中に新しい色が追加されたような気持ちになりました。
森と湖とデザインの国フィンランドで、1週間「お母さん」という肩書きのないただの自分で喜怒哀楽を味わい尽くしたことで、とても清々しい気持ちになり、自分らしくまた前に進めているような気がするのです。
そして、いつものバタバタの日常が、より愛おしく、ありがたいことにも気づけました。
フィンランドの旅で、良い感じに肩の力がほぐれて、自分にとって何を大切にしていきたいかが、よりクリアになったのかも。
私の身に起こった環境や心境の変化(2)

そして心境が変化するもう1つのきっかけは、ちょっと意外かもしれませんが、夏の終わりから始めた有機(オーガニック)野菜の宅配サービスの利用でした。
有機のお野菜、今まであまり自分で買って食べることもなかったので、シンプルな自然の甘さ、というか野菜の味がちゃんとすることにまずびっくり。
逆に言うと、今まで食べていた野菜は、野菜らしい味がしないというか薄かったんだなという気づきがありました。
シンプルなサラダがめちゃ美味しい!
そしてね、有機野菜って美味しいだけじゃなく、生命の強さを感じるのです。
レタスのシャキシャキ感もいつものスーパーより断然あるし、数日経っても鮮度は長持ちしています。
今まで実はあまり食に興味がなかったんですが、お野菜が美味しいと何だかウキウキしてくるし、苦手なお料理も少し楽しくなってきたんです。
有機のお野菜は採れたてが届くから、生きた土の香りがするんです。
たまに鮮度保持のために土がついたまま届くときもあって、その時は料理をする際に1つ1つ野菜を丁寧に水洗いするのですが、そのプロセスさえも、なんだか野菜が愛おしいなぁと思えてくる。
私は「オーガニックじゃなきゃ嫌!」というこだわりはないし、外食もするし、出来合いのもので済ましたり、時々はジャンクフードも食べます。
身体に入れるものって大事だから、理想は有機のお野菜を沢山取れたらいいとは思うものの、そこは柔軟に、状況によって、しんどい時は楽したらいいし、食べたくない時は食べなきゃいいと思う。
ただ、有機野菜を暮らしに取り入れたことで、自然をより慈しみ、大切にしたいと思うようになり、できるだけロスを無くすようになったり、食の向こうの自然の循環というものを意識するようになったのが良かったなぁと。
前よりもシンプルだけど繊細な素の味に気づけるようになったというか。
そして、改めて思うのは、私は、森が、緑が、土が好きなんだなと。
だから自分を樹木と重ね合わせ、土から幹が伸び、枝がはえ、葉が茂るイメージをするのかな。
森も生命の循環の1つなんですよね。
気のせいかもしれないけれど、今年は特に森に惹かれ、呼ばれることが多かったような気がします。
自分らしいオーラを身にまとおう!

いつもいつも笑ってばかりはいられないけれど、先日京都に行った際に撮ってもらった1枚の写真。
心からリラックスして笑ってる私がいたんです。
これが自然体の私の表情なのだなぁ。
キラキラのセレブオーラはなくても、自分らしい自然体のオーラを身にまとおう!
今日はちょっと抽象的なお話も多かったかもしれませんが、経験というパズルのピースが1つ、また1つとピッタリとはまってきたような感覚かな。
そして、私にとって今1番大切なものは、他愛のない会話を一緒に楽しめる家族と、会いたいときに気負わず会える友達一握りと、私を必要としてくださるお客さま。
そんな大切で大好きな家族、友人、お客さまを、シンプルに心から愛おしく思える。
それで今の私は十分幸せだなぁって。
今朝1番、大好きなお友達のAちゃんからハッピーバースデイのメッセージが届きました。
心のこもったメッセージに添えられたフォトカードがまたとても素敵で、本当にうれしかったです。
まだまだ未熟で利己的なところはあるけれど、 私も彼女みたいに損得抜きで「与える人」になりたいな♡
そして、私は「リメイク」という私にできることで、目の前にいる必要としてくださるお客さまを全力で幸せにしたいのです!
この想いはやっぱり変わりません。
そんなふうに思ったお誕生日の1日でした。
以上、ちょっと小話でした!
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

Casa de Paraguasの日傘は、
<「リメイク」というひと手間の魔法で、想いをカタチに>
という理念の下、託してくださった方に寄り添い、作り手の顔が見えることを大切にしながら、1本1本時間をかけて手作りしています。
お客さまにとって、「世界に1つの宝物」のような、「愛おしい子ども」のような存在になることを願っています。
「こんなもので日傘って作れるのかな?」
「こういう日傘があったらいいな」
お客さまが作ってほしい日傘のイメージに、できる限りやわらか頭で対応します。日傘のこと、お気軽にご相談くださいね。
なお、今オーダー頂きますと、仕上がりは最短で12月末を予定しています。
1Dayレッスンでしたら作った日傘をその日にお持ち帰り頂けます。
>>レッスンの詳細はこちらから
※ただし、10月の作品展準備のため、9月10月のレッスン開講はお休みさせて頂きます
(※11月以降のレッスンご予約は、今からでも可能です。)
なお、当店はオーダーメイドだけでなく、着物日傘の完成品やリメイク雑貨なども、少しだけですがオンラインショップにて販売しています。
完成品なので、もちろんすぐにお使い頂けます。
オンラインショップで販売している商品は、着物をリメイク制作した私のオリジナル作品のため、すべて世界にたった1つしかないものです。
そのため、完売しましたら、同じものの再販はありません。
お時間ありましたら、ぜひ1度Online shopもご覧くださいね!