
CASAリメイク作家のTammyです。
もう3週間も経つのが不思議なくらいですが、これは先月下旬にならまちで開催した親子展の続編と言っていいかしら!?
今日はブログを読んでくださっているあなたへ、ぜひ今だからこそお届けしたいお話があります。
実は、親子展で展示していた着物日傘を撮った写真で作った、できたてホヤホヤのオリジナルのポストカードが、今まさに私の手元にあります。
親子展にお越しいただいた方には、あの場の雰囲気がもう1度よみがえるような、そして、ご都合が合わずお越し頂けなかった方には、あの場の空気感を少しでも一緒に感じて頂けるようなポストカードになったかなぁと自負しております(*^^*)♡
なぜそのポストカードを作ることになったのかというきっかけや、私がポストカードに込めた想い、そしてポストカードの制作にあたってご協力を頂いたとても素敵な方のご紹介など、お話の続きは、以下のブログをぜひご覧くださいね。
ポストカードを作ることになったきっかけ
先月下旬に奈良に住む母と、ならまちで初めての親子作品展をしました。
>>その時のお話はこちらでお読み頂けます。
作品展は全5日間の会期があったのですが、皆さんが何かとお忙しい時期に、奈良で、しかもあいにく駅からもちょっと遠い場所での開催でした。
「興味はあるけれど、残念ながらどうしても行くことができないわ。ごめんね!」そんなお声も頂きました。
そういった方々のためにも、作品展の様子をブログなどでご紹介はしたものの、やはりデジタルなものでは、どうしてもその場のリアルな空気感まではお届けすることができません。
そんなある日、個展にはお越し頂けなかったけれど、ブログを読んでくれた遠方に住む大切な友人に、ポツリとこう言われたんです。
「私はこの作品が1番好き。なんだかすごく惹かれるんだ。勢いを感じる。パワーを感じる。本当は実物をすごく見たかったけど、行けなかった。残念だったなぁ…」
実は作品展で展示した着物日傘は、合計4本あるのですが、1本だけまったく毛色が違う着物日傘を作ったのです。
彼女は、その日傘をとりわけ気に入ってくれていました。
本当ならば彼女にその作品を今からでも見てもらえたらいいのですが、事情があって、今は奈良の実家の方にその作品は保管していて、容易に取りに行くこともできないし、遠方に住む彼女に今の私が気軽に会いに行ける状況でもありません。
何とか彼女の残念に思ってくれた気持ちが晴れるようなことはできないかな?
それで考えたのが、 ポストカードを作って、彼女に送ることでした。
会場で実物を見て頂くことに勝る臨場感、質感、空気感を伝えられる手段は、きっと他にはありません。
けれど、 「写真」には、撮る人の心を写し出すことができるという写真ならではの良さがあると思います。
そして、 「紙」には、パソコンやスマホの画面で見るようなデジタルには決して出せない紙ならではの良さがあると思うのです。
だからこそ、
自分が心を込めて作った作品を、自分の心を写すように撮って、自分でデザインしたポストカードにして、彼女に届けてみようと思ったんです。
ポストカードに込めた想い
ポストカードを作るからには、ただ写真を印刷するだけのありきたりのカードにはしたくなかったんです。
もちろん「作品を見て頂く」という目的もあるけれど、カードを手に取ると、なんだか癒されたり、元気が出てきたり、希望がわいてきたり、お守りになるようなカードにしたいと思いました。
どうやったら、それがポストカードで叶うかな?
写真を選ぶにあたっては、作品展の会場の中で、窓から差し込む自然光が作品に当たり、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しているとっておきの1枚をチョイスしました。
この下の写真は、今回作ったポストカードには使ってはいないですが、会場の「格子の家」らしい格子窓から、心地のいい光が差し込む様子が伝わるかしら。

作品は
「虹の予感」という作品です。
会場では、こんなキャプション(作品紹介カード)を添えました。

見ているだけで幸せが舞い込む着物日傘に。
その日傘のポストカードには、 私が常に大事にしているモットー(信条)、活動の原動力になっている言葉を添えようと思いました。
それは、こんな言葉です。
「信じられるなら、不可能なんて何もない。 夢を見続けられるなら、夢は夢で終わらない。」
シンプルな言葉なんだけど、私が今まで色んな人に 「そんなのできっこない!」と言われ続けてきた常識外れなことを、細く長くでもここまでやり続けてこられたのは、心の中にこの想いがあったから。
何かを始めるって、最初は誰でも怖いし、私も自分自身のこと、最初は全然信じることができませんでした。
というか、元々は自分が大嫌いで、自分自身に全然自信が持てなくて、極力目立たないようにひっそり生きていたようなところがありました。
でも、勇気を出して「私は作家です」と名乗るようになってからは、だんだんと情熱を注ぎこんだ自分の愛する作品を、世に発表し、世の中の沢山の人に見てもらいたいと思うようになりました。
そのためには、 今のありのままの自分をまずは認めて、信じて、愛してあげないとダメだということに気づいたのです。
それが少しずつできるようになると、今度は自分の中に
叶えたい「夢」が生まれました。
そして、その 夢を見続けることが、私の活動の原動力となりました。
だから、「虹の予感」の作品には、ぜひそんなメッセージも入れてみようと思ったんです。
文字入れをするにあたっては、もちろん日本語で書いても良かったのですが、私たちは日本人なので、いつも目に触れる日本語だと文字がダイレクトに入ってきてしまいませんか?
日本語の文字入れでは、イメージする作品の空気感をうまく保つのが難しいように感じました。
「だったら英語でメッセージを入れてみよう!」
と、ここまでは良かったのです。
シンプルな英語でも四苦八苦(苦笑)困ったときのお助けマンならぬ「国産バイリンガル」のこの方へお助けコール!
メッセージはシンプルなので、とりあえずの英訳は作ることができました。
が、なんだか全然しっくりこなくてね、、、。
私は英語のプロではなく、英語圏での長期滞在経験もないため、作った英訳が自然なのか、不自然なのかすらわかりません。
さて、どうしようか、、、。
もちろん、「これは私の言葉だから、不自然であろうが別にいいのよ!」と言い切ってしまうこともできますが、せっかく記念に作る物なのだから、お手元に渡った方に喜んで頂けるようなもの、心に残るようないいものにしたいので、妥協はしたくなかったのです。
あぁ、どうしたものか、、、。
と思った時に、まさに絶妙なタイミングである1通のメールが届いたのです。
それが英語のプロ、「国産バイリンガル」とも言われているRomy(ロミー)さんこと有子山博美(うじやまひろみ)さんのビジネス英語のメルマガでした。
博美さんは、英語学習者の中ではファンもとても多くて、英語学習に役立つ著書を何冊も出されている作家さんでもあります。
>>有子山博美さんのオフィシャルサイト「Romy's English Cafe」はこちら

笑顔がとってもキュートな女性ですよね!
実は博美さんは同じ大学の出身で、数年前にその関係のオフ会で知り合い、年齢も近かったこともあり、いつの間にやら意気投合。
それ以来、年に数回博美さんの帰省のタイミングに合わせて一緒にランチに行ったり、何かあるとコッソリ相談に乗ってもらったりする仲良しのお友達なんです。
博美さんのビジネス英語メルマガ「毎朝10秒のビジネス英語習慣」は、何と今年で15周年。
昨日11月15日はメルマガ創刊日だったそうです!
ちょうど15年前始めたメルマガが、 今では読者さんが約13000名もいるまでに。
なんだかその号のメルマガ後記を読んで、私までジーンときちゃいました。
15年も1つのことを続けるって、並大抵のことじゃありませんよね。
そんな努力家の博美さんも、今まで人知れず色んな苦労を重ねながら、コツコツと英語学習を続けて来られた人。
その原動力はきっと「好き」という気持ちだと思うのです。
そう思わずにいられないほど、 博美さんの発信からは英語が好き、みんなに英語の学習を続けることや、英語で海外の方々とコミュニケーションを取る楽しさを知ってもらいたいという想いが伝わってきます。
そんな博美さんに、唐突に朝から私の助けてコール!(笑)
博美さんは、現在進行形でお2人のお子さんたちの育児と書籍の執筆、セミナー講師活動など多忙な中、私の「私の伝えたいことを英語にする(というか私の英訳、通用するかジャッジしてほしい!)」という厚かましいお願いに快く答えてくれました。
という訳でポストカードに入る英語のメッセージは、博美さんのお力もお借りして、何とか納得のいくポストカードに仕上げることができました。
この2枚のカードを並べた写真、右は私が作りかけたものを自宅のパソコンで試し刷りしたもの、左のは印刷会社で刷ってもらった完成版です。
トータルで世界観を感じて頂けるように、フォントにもこだわりました!

印刷会社や紙の種類を選ぶにあたっては、とても素敵な印刷物をいつも作っておられるMさんにご相談して、ご紹介頂いた印刷会社さんで初入稿!
グラフィックデザイナーさんやイラストレーターさんなどプロ使用の方にも定評のある老舗の印刷会社さんです。
仕上がりが届くまではドキドキでしたが、思った以上に美しい仕上がりで、いい色が出ています。
紙の質感も落ち着いたマットな感じで、妙なテカリもなく、大満足です。
英語のことでお世話になった博美さん、印刷のことでご相談に乗ってくださったMさん、このたびは本当にありがとうございました♡
ポストカードの購入時期や方法などのお知らせ
作ったポストカードは、当初は販売する予定はなく、少しだけ多めに刷っておいて、今後私がお友達や個人的にお世話になった方へのご挨拶状に使おうかと思っていました。
ですが、ある方に今回のポストカード制作の経緯をお話したところ、「私にもぜひ分けてほしい!」と言ってくださったので、数に限りはありますが、ネットショップの方で販売もすることにしました。
デザインは先ほど見て頂いた1種類のみです。
作品は着物日傘なのですが、
見る時期や見る方によって、「涼しさ」あるいは「温かさ」を感じたり、「和」あるいは「洋」を感じたり、また、「パワー」を感じる方もいれば、「癒し」を感じる方もいる、なんだかとても不思議なポストカードになっています。
という訳で、お使い頂くシーンとしては
- 暑中見舞いやクリスマスカードなど、季節のご挨拶状
- お世話になった方へのお礼状
- お友達への近況報告
- お部屋のインテリアに
- 海外の方へのお土産やご挨拶状
- ノートなどに挟んで幸運のお守りにも♪
送る方、受け取る方、どちらにも幸せを運ぶポストカードになってほしいので、私からはパワーを込めてお送りします。
宛名通信面は、横書き仕様になっているので、ちょっとしたメッセージを書き入れる場合は、右半分に住所など、真ん中に1本線などを入れて、左半分にメッセージを書いてお使いくださいね!
手書きのお手紙ならではの心の通うコミュニケーション、1枚のポストカードから始めてみませんか。
ちょうど去年の11月23日、「傘文レターセット」というお手紙セットを発売しました。
あれから1年、おかげさまで沢山の方々に傘文レターセットをお求め頂き、とてもうれしく思っています。
このタイミングで着物日傘のポストカードを作ったのも、偶然とは思えないのです!
だから、今回の「虹の予感」ポストカードも、11月23日のいいふみの日に発売することにしました!
23日の朝にこのオフィシャルサイトのオンラインショップにて発売をスタートします。
ポストカードのお求めタイプは、以下の3種類です。
- ポストカード2枚セット(送料無料)
- ちょっとお得なポストカード5枚セット(送料無料)
- 12/24までに傘文レターセットをお求めの方に、ポストカード1枚をプレゼント(送料別途370円)
傘文レターセットは、着物リメイクケースあり/なし、どちらにももれなく1枚お付けします。
ポストカード2枚セットは、ぜひ1枚はご自身用に、もう1枚は大切な方へのラブレターに♡
ポストカードの通信面に、
叶えたい夢を書いておいてもいいかも♪
ポストカードがあなたの夢を叶えるお手伝いができたら、こんなにうれしいことはありません。
ぜひあなたらしい使い方をしてみてください!
「1123」いいふみの日は1週間後です。
忘れないように、今から是非スケジュール帳に印をつけておいてくださいねー♪
以上、新しいポストカード完成のお知らせでした。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

Casa de Paraguasの日傘は、
<「リメイク」というひと手間の魔法で、想いをカタチに>
という理念の下、託してくださった方に寄り添い、作り手の顔が見えることを大切にしながら、1本1本時間をかけて手作りしています。
お客さまにとって、「世界に1つの宝物」のような、「愛おしい子ども」のような存在になることを願っています。
「こんなもので日傘って作れるのかな?」
「こういう日傘があったらいいな」
お客さまが作ってほしい日傘のイメージに、できる限りやわらか頭で対応します。日傘のこと、お気軽にご相談くださいね。
なお、今オーダー頂きますと、仕上がりは最短で2020年1月末を予定しています。
1Dayレッスンでしたら作った日傘をその日にお持ち帰り頂けます。
なお、当店はオーダーメイドだけでなく、着物日傘の完成品やリメイク雑貨なども、少しだけですがオンラインショップにて販売しています。
完成品なので、もちろんすぐにお使い頂けます。
オンラインショップで販売している商品は、着物をリメイク制作した私のオリジナル作品のため、すべて世界にたった1つしかないものです。
そのため、完売しましたら、同じものの再販はありません。
お時間ありましたら、ぜひ1度Online shopもご覧くださいね!