
CASAリメイク作家のTammyです。
この週末は久しぶりに神戸に足を運んできました。
目的はお友達作家の平川幹さんの個展(作品展示会)への訪問です。
普段は東京にお住まいの方なので、今回お会いするのも前回来阪されていた9か月ぶり。
その時の様子は、こちらのブログで書きました。
実は幹さんの作品展にお伺いするのは、今回が初めて。
作品の実物を見せて頂くのも初めてなので、とにかく行きの電車からワクワクが止まらない!
今日はお伺いした神戸の展示会の様子と、お人柄も含めとても素敵な幹さんをあなたにご紹介したいと思います♪
Poliviの平川幹さんはこんな方です。
さて、「Polivi」のブランド名でご活躍の刺繍&ニット作家の平川幹さんについて。
幹さんは、 数年前にtetoteハンドメイドアワードという大きな手芸コンテストで賞を取られたのですが、そのことで幹さんのことを知り、その後大阪で幹さんが開かれたランチ会に思い切って参加してみたのが、最初の出会いでした。
年齢差もあり、バックグラウンドも全然違うし、手芸歴でも技能でも雲泥の差。
だから、お友達と言わせてもらうのも恐縮なのですが、、、でも、なんだか波長が合うんです!
私が尊敬してやまない大好きな作家さんです。
その幹さんが神戸で1年ぶりに個展(作品展示会)を開かれるというので、「これは行きたい!行かなきゃ!」ということで足を運んできたのです。
幹さんがハンドメイド作家として特徴的なのは、幹さんが「刺繍」と「ニット(編み物)」の両方を好き&制作が可能なので、異素材の手芸を組み合わせてオリジナルの作品を作ることができるということ。
刺繍の可憐な可愛らしさ
+
ニットの優しい温かさ
刺繍と編み物、ジャンルの違う手芸の二刀流は、幹さんにしかないオリジナル性であり、どことなく東欧のアンティークを思わせるようなノスタルジックな世界観が、私は大好きなんです。
お住まいの東京以外にも全国各地でワークショップやレッスン、展示会なども開かれたり、作品が何度も雑誌に掲載されるようなすごい方なのです。
「ちくちく・あみあみ」展vol.2(at Modernark Gallery)
展示会は、「ちくちく・あみあみ」展vol.2
去年同じ時期に初めて神戸で展示会を開催され、同じ場所での個展開催は今回で2度目だそうです。
(※同展は12月13日(金)~15日(日)の期間に開催され、既に終了しています)
会場は、神戸のトアロード近くのカフェ「Modernark pharm Cafe」の1階スペースでした。
会場の様子を、ダイジェスト紹介です!






幹さんのお友達や生徒さん、通りすがりのお客さんまで入れ替わり立ち替わりで来店されてて、作品を見ては「可愛い!」「素敵!」と沢山の方がおっしゃっていました。
どれも本当に素敵で、細部まで丁寧な仕上がりに、見ているだけで思わずにっこりしてしまいます。
ひとめぼれした作品(グリーンの刺繍入りのペンケース)を、私も1つお嫁に頂いてきました。
前から見ても、横から見ても、中身もパーフェクトな美人さん♡
購入のノベルティに頂いたミニニット帽子がまた可愛いの!
小さくてもちゃんと帽子になっているのがびっくり。
選べるノベルティは、他にも手袋、靴下シリーズもあって、どれもとにかく可愛くて。
(※下の3枚の画像は、幹さんのブログからお借りしました)



迷った末ようやく選んだ帽子モチーフの裏を見て、2度目のびっくり!
裏にはちゃんと留め具が付いていて、ブローチにもなるのです。
なんて細やかな手仕事なのでしょう!

幹さんやワークショップに参加されていた他の生徒さんとのおしゃべりも楽しくて、刺繍も編み物もできないのに、思わず勢いで「私もワークショップに参加します!」なんて言ってしまいました、笑。
でも心配はご無用!
だって、私が参加したのは、既に幹さんが編んでくださっているモチーフで作るヘアゴム(お子さんでも参加OK!)作りだから。
こんなに沢山のモチーフの中から好きなのを選べるんです、楽しい♪
とは言え、どれも可愛すぎるので、アラフォーの私が頭にお花を付けると、下手するとちょっとイタイ人になっちゃうかも!?
ということで、モチーフ選びは慎重に、、、

ヘアゴムは、基本はボンドで台紙に貼り付けて、後は糸でチクチクと縫い付けるので簡単♪
欲張ってお花を5つも付けちゃいました!
色合わせをちょっと大人っぽくしてみましたが、アリ/ナシのジャッジは個人の見解にお任せします、笑。
好きなことで道を極めるということ


今回作品展にお伺いしたのは、もちろん幹さんの作品の世界観が好きで、作品を見たかったからという理由もあります。
でも、実はそれよりも、幹さんご自身に久しぶりにお会いしたかったというのが1番の理由。
幹さんは、やわらかく穏やかな雰囲気をされているけれど、譲れないところは譲らないという強い意志もお持ちの方。
そして手芸の世界で、手芸1本で第一線でご活躍されている数少ない作家のお友達。
「好き」を突き詰め、努力を積み重ね、極められてきた方なので、静かだけれども、とても熱いし、筋が通っている方なんです。
会場では、ハンガリーの伝統工芸「カロチャ刺繍」の制作現場を見学する旅行をされたときのレポートの掲載本「刺しゅう日和」(ブティック社)もチラッと拝見しました。
大好きな刺繍を見にハンガリーまで行ってしまうフットワークの軽さにも、素晴らしい経験や技術を沢山取得されているのにいつも謙虚で、常にアップグレードされている姿勢にも、改めて尊敬と憧れを感じました。
私自身は気が多く、なかなか1つのことを極められない性格なので、余計そう思ったのかもしれません。
極めている方、一流の方ほど謙虚で、自分からは多くを語らない方が多い気がします。
色んな作家スタイルがあっていい。それもその人の生き方なのだから。
幹さんのように、自分にない魅力や才能を持っている方に憧れることは、もちろんあります。
けれど、他の作家さんの背中をそのまま追って「同じようになりたい」とは思いません。
だって、一口に「作家」と言っても、作家が100人いれば、100人それぞれの個性があり、それぞれの生き方があるのだから。
- 縫製が丁寧で仕事が早い作家さん
- デザインや色使いがユニークな作家さん
- 外国のデッドストックの布を組み合わせて、オリジナルの世界観でファンを魅了する作家さん
- 斬新なテーマ性でいつも新鮮な驚きをもたらしてくれる作家さん、、、などなど
本当色んな作家さんがいて、立場も作家専業だったり、2足のわらじだったり、マルチに活躍されていたり。
幹さんの展示会にお伺いして、これからお教室を開いていきたい生徒さんにもお会いしました。
今きっと講座を学びながら、色んな夢を持たれていて、これからワクワクする未来に向かって、また1歩踏み出していかれるかと。
なぜ作家をしている(目指している)のか?
その理由も、皆が皆同じ理由だとは限らないでしょう。
でも、きっと手仕事が心底好きだから、その「好き」の延長上に作家という形があるのだと思うのです。
好きだから、どんな形であれ、手仕事に関わっていたい。
シンプルにそれでいいのだなぁと改めて思ったんです。
初心に帰り、私自身の中にある<手仕事が好き>という気持ちも再確認できました。
なんだか久しぶりにフレッシュな気持ちになれたので、その記念に(?)このオフィシャルサイトのトップページプロフィール写真も、自分の好きな写真に変えてみました。
人からどう見えるかも大事だけど、自分の素直な「好き」を今は大切にしたいなぁと思って。
さて、本日ご紹介した平川幹さん、最後にもう1度ホームぺージなどをご紹介しておきますね♪
今後のイベント情報など、最新の情報をホームページのブログやインスタグラムなどでアップされています。
お時間ありましたら、ぜひぜひサイトにご訪問されてみてください♪
【Polivi ちくちく・あみあみで日々の暮らしをていねいに】
- ホームページ http://polivi.net/
- インスタグラム @polivi
- Facebookページ https://www.facebook.com/Polivi-145390075609774/
今回のご訪問の様子は、幹さんもこちらのブログで書いてくださっています。
>>「「ちくちく・あみあみ」展(2日目)お心遣いに感謝。 Sun 15 Dec,2019」(Poliviブログ)
幹さん、このたびは素敵な展示会にお招き頂き、どうもありがとうございました♡
以上、素敵な人やモノのご紹介でした。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

Casa de Paraguasの日傘は、
<「リメイク」というひと手間の魔法で、想いをカタチに>
という理念の下、託してくださった方に寄り添い、作り手の顔が見えることを大切にしながら、1本1本時間をかけて手作りしています。
お客さまにとって、「世界に1つの宝物」のような、「愛おしい子ども」のような存在になることを願っています。
「こんなもので日傘って作れるのかな?」
「こういう日傘があったらいいな」
お客さまが作ってほしい日傘のイメージに、できる限りやわらか頭で対応します。日傘のこと、お気軽にご相談くださいね。
なお、今オーダー頂きますと、仕上がりは最短で2020年1月末を予定しています。
1Dayレッスンでしたら作った日傘をその日にお持ち帰り頂けます。
なお、当店はオーダーメイドだけでなく、着物日傘の完成品やリメイク雑貨なども、少しだけですがオンラインショップにて販売しています。
完成品なので、もちろんすぐにお使い頂けます。
オンラインショップで販売している商品は、着物をリメイク制作した私のオリジナル作品のため、すべて世界にたった1つしかないものです。
そのため、完売しましたら、同じものの再販はありません。
お時間ありましたら、ぜひ1度Online shopもご覧くださいね!