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着物日傘の「シェア」を本格スタートします!幸せを循環し未来へ繋げる新しい試み


CASAリメイク作家のTammyです。

 

今日は新年2020年から本格始動した作品(着物日傘)のレンタルサービスのお知らせです。

着物日傘のレンタルサービスを始めてみようと思った理由

「着物日傘(=着物をリメイクして作った日傘のこと)」を何もないところから未経験で作り始めて、今年の初夏には7年目に入ります。

元々は全くの畑違いの法律関係の業界にいて、お仕事がお休みの日に、忙しい子育ての合間を縫って、趣味でリメイクをこじんまりと始めたのがきっかけ。

それがこんなにも長く作家活動が続くとは、正直自分でも思っていませんでした。

知らず知らずのうちに、物づくりの中でもとりわけ「着物日傘」に魅了されてしまったのかもしれません。

さて、リメイク制作を始めて3年目の夏(2017年)、人生で初めて着物日傘の個展「Retour du Bonheur」を開催しました。

「Retour du Bonheur」は、フランス語で「幸せの再来」、スズランの花言葉でもあります。 

フランスでは5月1日に「スズランの日」という記念日があり、その日には愛する人にスズランの花を贈るという習慣があるそうです。

それにちなんで、私も個展のタイトルに「訪れてくださった方に幸せがいっぱい降り注ぐ個展になりますように」という想いを込めました。

初めての個展を開こうと決心し、個展のためにまず作った作品が、この写真の「喜(き)」と「麗(うらら)」の2本です。

 

1枚の古い振袖から2本を作りました。

 

 「個展を開いてみよう!」と勇気の一歩を踏み出したことで、たくさんの幸せなご縁を頂き、私自身が作家としてだけでなく、1人の人間として幸せの再来を心より感じた時間でした。

そんな経験を経て、次は展示した作品を別の形で活用することで、私が頂いた幸せのご恩返し、ご恩送りができないかと考えました。

それが、「作品をレンタルでシェアする」という試みをやってみようと考えたきっかけでした。

元々は着物だったものを、「リメイク」で日傘に生まれ変わらせて。

そして今度は、

手にする方と特別な時間を共有できる「シェア」という、新しい未来への「モノ」と「人」の関わり方

をご提案します。

あなたの幸せにそっと寄り添う着物日傘となりますように…

私に新たな気づきを与えてくれた1つの出来事

実は去年すでに作品のレンタルサービス自体は始めていたのです。

お貸しする作品は、先ほどご紹介した「喜」と「麗」の2本だけ。

なぜ2本だけにしたのかというと、他の作品をどなたかにお貸しするイメージが、自分の中でまったく湧かなかった、というのが正直なところ。

そして、「レンタルサービスを始める」と言いつつ、大々的にそのサービスをしていることを発信し続けてきたというのではなく、ホームページでとりあえずご案内ページを作ってみただけ。

そんなことをしていては当然のことかもしれませんが、興味を持ってくださったり、応援してくれる方はいたものの、実際に「貸してください」というお申込は、結局たったの1件もありませんでした。

私の中にあった熱い想いは、「需要」と「供給」のバランスが取れていないというリアルな現実を突きつけられて、いつの間にかシュンと萎んだ風船のように小さくなってしまいました。

そんな折、ある友人を介して、私の作品を見てくださった方より、作品を撮影に貸してほしいというご依頼を頂くことになりました。

それが「ボンボニエール2020カレンダー」プロジェクトでした。

 

 

 

コンセプトも素敵で、とてもワクワクするようなお話だったので、本当にうれしくて!

出来上がったカレンダーを見て、思わず心が熱くなり、忘れかけていた初心を思い出しました。

 

着物日傘を持つことで、使う人の魅力がより開花する。

その魅力開花のお手伝いができたことは、作り手冥利に尽きます。

着物日傘は、もちろん「日傘」であることには変わりありません。

けれど、使う人によって、その用途や見方が違ってもいい。

そして、作り手である私の役割というのは、作品を湧き上がるパッションで作り上げた時点で一旦は終わるんです。

どの作品を選ぶのかも、それをどう使うかも、そこは私が限定することではなかった。

つまり、これも「手放し」なんだなと。

見放すのではなく、手を放して、見守り、作品を通して、心を送る。

私にできることは、自分の中の「好き!」や「素敵!」の感覚や、あなた自身の魅力に気づいてもらう機会の提供だったんです。

私の背中を押してくれたもう1つの出来事

そして、この年末年始に、心を動かすもう1つの出来事がありました。

それは日傘づくりを始めてから、ずっとお世話になっているお取引先さまからのお手紙でした。

去年は私にとってある意味試練の年であり、勢いやスピード感を重視して良かれと思ってやったことが、思ったほどうまくいかなかったなど悩み多き1年、スランプの1年でもありました。

そんな苦悩を、お仕事の電話で思わずポロっとその方にしてしまったんです。

それに対して、頂いたお手紙に書かれていたのは、

ゆっくり、丁寧に、目の前の仕事を誠実にコツコツとしていくことで、自分自身の心だけじゃなく、身体にも、家族にも、そして関わる方にとっても好循環をする。

必ずしも「仕事を目が回るほど忙しくすること=人生がうまくいく」ということが正解とは限らない

あなたはあなたの人生を、忙しさで心を無くすことなく、あなたの歩幅でこれからも頑張っていってください。

といった趣旨の内容でした。

 

完璧主義の私は、いつの間にやら自分の心に堅くて重い鎧を付けてしまっていたようです。

「その鎧、重くてつらいんだったら、いつでも脱いでいい。鎧を脱ぐことは負けじゃないんだよ」と言って頂いたような気がしました。

そして、お手紙を読み終えた後、グズグズと悩んでいた自分からはもう卒業しようと思ったんです。

もっと軽やかで、しなやかな生き方にシフトしていこう。

ありのままの自分をゆるして、解放してあげよう!

そう思ったら、なんだかワクワクして、パワーやアイデアがまたわいてきて。

それで、もう1度仕切り直しで、作品のレンタルサービスをやってみようと思ったんです。

私の大切な子どものような存在の作品たちが、あなたの大切な人生のどこかで、たった1週間でも関わることができたら、こんなにうれしいことはありません!

着物日傘はアイデア次第で色んな使い方ができます。

「夢結び」というイベントで舞台両脇に着物日傘を展示しました
「夢結び」というイベントで舞台両脇に着物日傘を展示しました

着物日傘、一体どんな使い方ができるかな?と考えてみました。

例えば、講演やコンサート会場を華やかに彩るディスプレイに使ってみてはいかがでしょうか?

講演会やコンサートなど各種イベント会場では、舞台の両脇に置いたり、天井からぶら下げて飾るなどして、主役をいっそう盛り上げるアイテムの1つとしてお使いいただけます。

イベント終了後には、お越し頂いたゲストの皆さんとの記念写真にも一役買うかも。

例えば、結婚式の前撮りや当日の演出小物として。

和洋折衷の着物日傘なので、ウェディングドレスや晴れ着にも、ぴったりと似合います。

淡いお色の着物日傘を選べば、お顔周りを明るく華やかに。

渋いお色の着物日傘を選べば、キリリとお色直しも渋く決まります。

あなたの人生の中の特別な1日に、美しい女性を引き立てる演出小物として、お使いいただけます。

例えば、和装でのお出かけや撮影小物として。

UVカット加工を施した接着芯を内側につけている日傘、正絹の着物地を二重加工した日傘などをひと通り揃えています。

そのため、紫外線対策の実用的な日傘として、もちろんお出かけにもお使いいただけます。

室内での撮影会や屋外でのロケーションフォトなどにも最適です。

お貸しできる6種類の作品

お貸しできる作品として、過去に展示会で実際に展示した作品を6種類(7本)ご用意しました。

今までに展覧会にお越しいただいたことがある方は、見覚えのある作品もあるかと思います。

中には非売品もありますが、販売することが可能な作品もありますので、もし購入を前提で実物を見てみたいという方がいらっしゃいましたら、個別にご相談頂けたらと思います。

ここに掲載している日傘は、どれも着物をリメイクして作っています。

 

日常的に使うタイプの日傘よりもアート性が高く、凝ったデザインのものが多いので、どちらかというと実用<鑑賞用タイプとなります。

あなたをより輝かせるための魔法の道具になりますように!

昨年秋に奈良で開催した「和」結びの器展、お越しいただいたお客さまの中で、「作品の着物日傘をさしてみてもいいですか?この日傘、写真で見たときから、とても気になっていたんです!」とお声かけしてくださった方がいました。

「もちろん、いいですよ!」と伝えると、ちょっと緊張された様子で、うれしそうにさしておられました。

その様子がとてもほほえましくて、キラキラした笑顔が可愛らしくて。

「私がこの作品に込めたワクワクが、この方のところにもちゃんと伝わったんだ!」と思うと、またうれしくなったんです。

オーダーメイドと違って、自分のオリジナル作品を作る時は、特に誰か1人をイメージして作るということはあまりないですが、さす人のイメージというのは、いつもあるのです。

そして、不思議なことに「こんな方にさしてほしいなぁ」とイメージする方のもとに、イメージどおりの日傘がお嫁に行くことがとても多いのです。

そんなイメージが形になって、手にする人を喜ばせることができる。

その幸せの循環が、また物づくりの原動力になります。




実は私には「着物日傘を世界で認められるアートにする!」という壮大な目標があります。

もちろん今の私は、その目標にはまだまだ遠く、及びません。

けれど、いつかパリコレで、着物日傘をさした素敵なモデルさんが、かっこよくランウェイを闊歩するイメージは、すでに、そしていつも鮮明に、頭の中にあるんです。

イメージできることは、きっといつか叶う!

私はそう思っています。

 

 



着物日傘が、手にするあなたをより輝かせる魔法の道具になりますように!

photo by Motoko Yoroi
photo by Motoko Yoroi

ご紹介した着物日傘のレンタルについては、以下のリンクをご覧ください。

作品についてのご質問は、お問い合わせフォームからご連絡くださいね。

以上、新しい試みスタートのお知らせでした。

 

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。


Casa de Paraguasの日傘は、

<「リメイク」というひと手間の魔法で、想いをカタチに>

という理念の下、託してくださった方に寄り添い、作り手の顔が見えることを大切にしながら、1本1本時間をかけて手作りしています。

 

お客さまにとって、「世界に1つの宝物」のような、「愛おしい子ども」のような存在になることを願っています。

 

「こんなもので日傘って作れるのかな?」

「こういう日傘があったらいいな」

 

お客さまが作ってほしい日傘のイメージに、できる限りやわらか頭で対応します。日傘のこと、お気軽にご相談くださいね。

 

なお、今オーダー頂きますと、仕上がりは最短で2020年2月末を予定しています。

>>当店の日傘のオーダーメイド詳細のご案内はこちらから

 

1Dayレッスンでしたら作った日傘をその日にお持ち帰り頂けます。

>>レッスンの詳細はこちらから

なお、当店はオーダーメイドだけでなく、着物日傘の完成品やリメイク雑貨なども、少しだけですがオンラインショップにて販売しています。

 

完成品なので、もちろんすぐにお使い頂けます。

 

オンラインショップで販売している商品は、着物をリメイク制作した私のオリジナル作品のため、すべて世界にたった1つしかないものです。

 

そのため、完売しましたら、同じものの再販はありません。

 

お時間ありましたら、ぜひ1度Online shopもご覧くださいね!


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