
CASAリメイク作家のTammyです。
一昨日、ついに緊急事態宣言が出されましたね。
我が家は兵庫県、しかも大阪にほど近い伊丹市なので、どちらにせよ、まさに緊急事態宣言の指定地域です。
改めて気の引き締まる思いで、安倍首相のテレビ会見をライブで見ていました。
とはいえ、「自宅にいなければいけないから」と耐え忍ぶというよりは、「せっかくなのでおうち時間を親子で楽しもう!」と思っています。
それから、普段忙しくてなかなかできなかったことを、この際、この1ヶ月で色々やってみようかなと。
その1つが、やはり手仕事。
ここ数日で作ったちょっとした作品を今日はご紹介していきますね。
きっと連日、緊張感や不安で精神的にお疲れだと思いますので、ここからは何も考えずに、ゆったりと読み進めてくださいね。
ベタですが、使い捨てマスクの在庫薄で布マスク作りにようやく着手!

このところ、だんだんと街中でも見かけるようになってきた手作り布マスク。
基本的にテンションの上がらないものは作りたくない方なのですが、ストックしていた使い捨てマスクがこのままだとあと1ヶ月ほどで切れそう。
とはいえ、まだまだマスクがすぐに手に入りそうな状況ではなく。
ちょっとしたお出かけ用に布マスクがあるといいかも?ってことで、まずは家にあった端切れで息子用のマスクを試作しました。
マスクは今まで作ったことがないので、家にはもちろんマスク専用のソフトゴムなどもなく。
とりあえずゴムはゆるめの衣類用のを使ってみました。
マスクは、生地おもてはダブルガーゼ、裏はコットンリネン。
ダブルガーゼはあたたかく、肌触りもいいけれど、今からの季節は暑くなるので、肌に当たる生地はリネンの方がいいかなと。
生地が渋めデザインなので、家族もつけても恥ずかしくないって言ってくれました!
息子、オット、私にそれぞれ1枚ずつ。
おもては同じ柄で、裏は同じ生地の柄違いで。
1番派手な最後のが私のでーす!(^^)
さすがに3人そろってマスクのお揃コーデはこっぱずかしい。
でも、たまには使ってもらえたらうれしいな。
本当は丁寧に手洗いして、衛生面も気を使うのがベストなんだと思いますが、それ面倒くさくないですか?
だから、ものぐさな私のお洗濯の方法は、100均で買った小さめの洗たくネットに単体で入れて、普通に洗濯機で他の洗濯物と一緒に回しています。
干すときに生地を伸ばしながら干したら、しわもそれほど気になりません。
布マスクはもちろん「自分がうつらない」という予防の意味もありますが、どちらかというと、「もしも自分が無症状の感染者だったら?」という意識で、飛沫感染で「他の人にうつさない」ようにする咳エチケットの意図でつけています。
ちょっとスーパーに買い出しに、という時などに使おうと思っています。
ちなみに型紙や作り方などは、こちらのサイトを参考にさせてもらいました。
>>「マスクが足りない!!ダブルガーゼで直ぐに作れる。ガーゼ特集」(テキスタイルネット)
初心者にも親切でわかりやすかったので、情報シェアまで♪
【ご注意】
私の作ったマスクは、おもてと裏、生地を変えているので、上記リンクサイトの作り方の中で出てくる「わ」の部分は一旦カットし、最初におもて生地同士、裏生地同士がちゃんとセットになるように、生地を左右一枚ずつ入れ替えて、縫い繋いでいます。
これでトイレのタオル共用問題も回避!




次に作ったのが、いわゆるペーパータオルカバーっていうのかな。
うちは基本的に手拭きや洗顔タオルを家族で共用しないものの、トイレだけはタオルが1枚。
普段はあまり気にならなかったのですが、やはりこのご時世、誰が使っても安心できる使い捨てのタオルに替えようと思いました。
できれば何でも使い捨てはしたくないですが、衛生面も考え、期間限定の試みです。
(また平時に戻れば、ティッシュケースとしても使えそうだし)
もちろん買ってきたペーパータオルをそのまま空いている台の上に置くのもありですが、なんとなく味気ないかも?
ってことで、今までタオルをかけていたところに引っ掛けられるタイプのペーパータオルカバーを作ることに。
これはどこかで作り方を見たのではなく、ティッシュカバーを大きくするようなイメージで、試行錯誤しながら適当に作ってみました。
生地は昔買ったラミネート生地が残っていたので、それを利用。
縁どりテープは、100均で見つけたデニム調のバイアステープです。
ラミネート生地は、切りっぱなしでもほつれないし、手洗いをした後の水滴が飛んでも気にならないのでオススメです!
before

after

いかがでしょうか?
トイレの中がお花柄のケースでぱっと明るく、いいアクセントになりました!(自画自賛、笑)
お気に入りのあべまりえさんのカレンダーとも、いい感じでマッチしています♡
(4月のカレンダー画ともリンクしているような!?)
ちなみに、使用済みのペーパータオル専用のごみ箱は、無印良品で買いました。
無印良品のスクエア型のゴミ箱は、シンプルでデザイン性に優れ、フタ付きですが、フタを開けたままでも使えるので便利ですよ。

「想定外」に抗うことなく、「あるがまま」を受け入れるということ

さて、緊急事態宣言について、改めて最後にあと少しだけ。
「ついに来ちゃったか…」という気持ち半分と、「そうだよね、それは仕方ないよね…」という気持ち半分。
前者は想定外のことは受け入れたくないというザワザワの感情。
後者はあるがままを受け入れようというニュートラルな感情。
あまりにもあり得ない展開に、不安、恐怖、戸惑い、色んな感情が出ても当たり前。
でも、今ってみんなが「人生初」を共有しているんですよね。
そう思ったら、みんなで同じゴールに向かって意識を持っていき、協力することで、必ず解決できるはず。
置かれている状況に対して、共感したり、シェアすることもできる。
根拠はないけど、きっときっとトンネルの出口はそう遠くない未来だと思うんです。
それが現実となるように、今は「あるがまま」を受け入れ、制限がある中でも、何とか暮らしを豊かにする方法を見つけながら、日々に感謝し、祈ります。
毎日1つ、小さな幸せ探しをするのもいいですね♪
どうかお身体を大切に、元気に過ごされてくださいね。
おうち時間も楽しく過ごしましょう♪
【私の今朝のプチ幸せ♡】
お取り寄せした野良猫よけ「猫にはネコだ」が、思った以上になじんでる。
ネーミングのセンスも好きだ!笑

以上、作品紹介でした。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

Casa de Paraguasの日傘は、
<「リメイク」というひと手間の魔法で、想いをカタチに>
という理念の下、託してくださった方に寄り添い、作り手の顔が見えることを大切にしながら、1本1本時間をかけて手作りしています。
お客さまにとって、「世界に1つの宝物」のような、「愛おしい子ども」のような存在になることを願っています。
「こんなもので日傘って作れるのかな?」
「こういう日傘があったらいいな」
お客さまが作ってほしい日傘のイメージに、できる限りやわらか頭で対応します。日傘のこと、お気軽にご相談くださいね。
なお、今オーダー頂きますと、仕上がりは最短で2020年6月末を予定しています。
なお、当店はオーダーメイドだけでなく、着物日傘の完成品やリメイク雑貨、手作り日傘キットなども、少しだけですがオンラインショップにて販売しています。
完成品なので、もちろんすぐにお使い頂けます(手作り日傘キット以外)。
オンラインショップで販売している商品は、着物をリメイク制作した私のオリジナル作品のため、すべて世界にたった1つしかないものです。
そのため、完売しましたら、同じものの再販はありません。
お時間ありましたら、ぜひ1度Online shopもご覧くださいね!