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【よくあるご質問】思い出のウエディングドレスをリメイクで日傘にできますか?


CASAリメイク作家のTammyです。

 

このところ「ウエディングドレスを日傘にリメイクできますか?」というお問い合わせを重ねて頂くようになりました。


オーダーメイドで誂えたり、気に入って購入したもので、結婚式で着た思い出のいっぱい詰まったドレス。

中には親子で譲り受けて、お式に同じドレスを着用した、なんて方もいらっしゃいますね。

なんと幸せなドレスでしょう!

けれど、その後は、クローゼットの奥で何年もそのままになっているんです、、、。

ドレスなのでかさ張って、でも、廃棄するには忍びなく、一体どうしたらいいのかと思っていたんです。

よく聞かれるお話です。

私はウエディングドレスのリメイク専門作家ではないのですが、ご縁があって、これまでにドレスのリメイクで日傘にというご依頼を何度か頂き、制作させて頂いたことがあります。

同じようにお困りの方のヒントになればと思い、ウエディングドレスのリメイク日傘に関する、当店に寄せられるよくあるご質問と、そのご回答をシェアしていきますね。

どんなウエディングドレスでも日傘にすることはできますか?

「そもそも、ウエディングドレスを日傘にリメイクすることなんて、本当にできるのですか? 」


この質問に関しては、実際にお作りしたことがありますから、自信を持ってYESです。

ドレスから、日傘に足りるだけど生地さえ取れたら、大体のドレスは日傘にすることが可能です。

 

ただ、「ドレスが日傘へのリメイクに適しているか」と聞かれたら、シルクやコットン、厚みのないポリエステルなどやわらかい素材のドレス以外は日常使いには適していないケースの方が多いかもしれません。

 

ドレスって装飾が沢山ついていたり、Aラインやプリンセスラインのドレスだと、裾がふんわりと大きく広がるようにデザインされていることが多いので、どうしてもある程度張りのある素材で作られていたりします。


一方、日常使いを目的とした日傘は、使用のたびに何度も開閉するので、できれば軽くて、ある程度伸縮する素材が望ましいです。

ですので、基本的にウエディングドレスをリメイクした日傘は、どちらかというと日常使いの日傘というよりは、大切な思い出のお品を日傘としてまた生まれ変わらせることで、飾って愛でて頂いたり、大切なハレの日にお客さまのために花を添えるアイテムとしてお使い頂けることをイメージしてお作りしております。

 

ちなみにトップ画像のウエディングドレスの着用姿は、マーメイドラインのウエディングドレスのイメージ写真となりますが、モデルは私自身で、10数年前のリアル結婚式の様子です。

  

イメージのご参考までにと思い、思い切って掲載しました♡(あぁ、あの頃は若かった、笑)。

オーダーすると、いつ仕上がりますか?1着で何本までできますか?

次に、納期や制作可能本数について。

 

納期は、ご注文頂きご入金が確認できたタイミングから、最短で約2ヶ月、他のオーダーと重なっている場合は、それ以上お待ち頂くこともあります。

 

通常の日傘制作は、約2~3日で完成しますが、ウエディングドレスの場合は、生地や性質が特殊であるため、デザインの構想に1番時間をかけて、慎重に制作を進めています。

 

世界にたった1つしかないドレスには、お客さまの思い出がいっぱい詰まっていますので、それだけ日傘制作者の私も、お客さまのドレスから多くのエネルギー、パワーを感じ取ります。

 

そのため、私自身もドレスの「気」に見合うように、気候だけでなく、心身共にコンディションを整えて制作にかかるようにしています。

 

一朝一夕で、簡単にはできない作品だからこそ、納期が通常以上にかかってしまいますこと、何卒ご理解頂けたらと思います。

 

なお、制作可能本数については、ダメージや日傘として使えないロスが多いドレスでなければ、通常は1着のドレスから、最大で2本まで日傘の制作が可能です。

 

ちなみに当店では「日傘」を制作することはできますが、「雨傘」は雨を避ける機能上お作りすることができません。

 

この点はご容赦くださいませ。

1本制作するのに、費用はいくらかかりますか?

最後に、制作費について。

 

お値段はホームページ記載のご案内と重複しますが、

基本の制作費が1本につき、19,800円(税込)

ドレスの解き費用として2,200円(税込)

特殊生地の加工代金として5,500円(税込)

そこに、送料1,870円が別途かかります。

さらに生地の二重加工もしくはUVカット接着芯の重ね貼り加工をご希望される場合は、
+3,300円(税込)ですが、その場合は 総計3万円を超えますので、送料無料とさせていただきます。

詳細の説明はこちらをご覧くださいませ。

ウエディングドレスを「アップサイクル」でずっと手元に置いておけるかけがえのない宝物に。日傘はコンパクトで美しい唯一無二のアートです。

私だけに限らず、純白のウエディングドレスって女性にとって永遠の憧れではないでしょうか。

通常は一生に1度しか着ないものなので、レンタルされる方も多いかと思います(私もレンタルでした)。

でも、一生に1度だからこそ、最高に綺麗な自分でいたくて、本当に気に入ったドレスは、自分好みに作りたい、選びたいとオーダーされた方もいらっしゃるでしょう。

その思い出のウエディングドレス、できればそのままの状態で保管しておきたいと思いますよね。

でも、お家の状況によっては、なかなかそのまま置いておく訳にもいかなかったり。

そんな時、検討の余地があるなら<日傘にリメイクする>という選択肢をご提案したいです。

日傘にするメリットとしては、やはり傘なので、折りたたんでコンパクトにして保管したり、持ち運べること。

ドレスだとちょっと持ち運ぶだけでも、結構な重みや厚みがありますので、大きな紙袋や段ボールに入れなくてはなりません。

日傘推しポイントは、他にもあります。

 

それは、日傘そのものが持つその美しさ、優雅さ、上品さです。

もちろんドレスにも魅力が大いにあるのですが、日傘を開いた時の華やかさ、日傘を愛でる気持ちの高揚は、実際に開いてみて頂けると、きっときっと共感していただけるかと。

ドレス日傘は、もはや生活雑貨ではなく、唯一無二のアートであり、その人だけの宝物です。

 

アートが手元にある暮らしは、精神的な豊かさを運んできます。


結婚式の幸せな記憶が、リメイクした日傘で、またドレスとは違った形でよみがえってくることでしょう。

最近はよく「サステナブル」や「アップサイクル」なんて言葉を聞いたり、あと「SDGs(エスディージーズ)」のポスターやロゴも見かけたりしませんか。

 

■サステナブル=「sustainable」

「持続可能な」「ずっと続けていくことができる」という意味の形容詞です。つまり、今だけじゃなく、未来もずっと暮らし続けていったり、使い続けていくことができる、その場しのぎで終わらないということ。

 

■アップサイクル=「upcycle」
「素材の形状や特徴を生かしつつ、価値を高める再利用」のこと。 「アップサイクル」は、「リメイク」することで元々の物に新たな価値を与える(価値を高める)ことで、イメージとしては、リメイクのさらに進化した形になります。

■SDGs=「Sustainable Development Goalsl」  
直訳すると、「持続可能な開発目標」。2015年9月に国連サミットで採択された人間、地球及び繁栄のための行動計画で、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標やターゲットです。

>>SDGsに関する詳細はこちら(国連広報センターのサイトへ)

今は便利な世の中で、わざわざ足を運んだり、時間をかけなくても、インターネットを介して、ほぼ何でも手に入ってしまう物の飽和時代。

その一方で、地球資源は確実に枯渇していき、環境汚染や、地球温暖化の影響で自然災害の規模が年々の問題も深刻になっています。

 

このままではいけないと、世界各国が行動を起こそうと作った指針が、前述のSDGsですね。

 

「環境保全」というと、どうしても大きくて、深刻なイメージで、個人では何もできないようなとてつもなく大きな課題には思えますが、1人1人の意識をちょっと変えて、できることから、まずは楽しんでやってみることで、ちょっとずつでも世界は良い方に変わっていく。

 

 

私はそう信じています。


安易に物を沢山買わないというのも、その1つ。


買ったら大事に長く使うというのも、その1つ。

そして、大事なものが使えなくなってしまっても、またリメイクで別のものとして使えるように生き返らせるというアプローチも、この時代に必要不可欠なアイデアだと思うのです。

 

私がリメイクを始めたのは、今から10数年前の結婚して間もない頃ぐらいからです。

その当時は「アップサイクル」なんて言葉すら知りませんでしたが、リメイクが好きで、コツコツと続けてきたことは、間違いではなかったと思っています。

目先の自分の利益や利便性だけを追い求めるのではなく、世界の、地球の未来のために、今自分が何ができるのかを考える視野の広さは常々持っていたいですね。

今日のお話が、今読んでくださっているあなたのお役に立てたらうれしいです。

以上、傘リメイクのFAQでした。

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


Casa de Paraguasの日傘は、

<「リメイク」というひと手間の魔法で、想いをカタチに>

という理念の下、託してくださった方に寄り添い、作り手の顔が見えることを大切にしながら、1本1本時間をかけて手作りしています。

 

お客さまにとって、「世界に1つの宝物」のような、「愛おしい子ども」のような存在になることを願っています。

 

「こんなもので日傘って作れるのかな?」

「こういう日傘があったらいいな」

 

お客さまが作ってほしい日傘のイメージに、できる限りやわらか頭で対応します。日傘のこと、お気軽にご相談くださいね。

なお、当店はオーダーメイドだけでなく、着物日傘の完成品やリメイク雑貨なども、少しだけですがOnline shopにて販売しています。

 

完成品なので、もちろんすぐにお使い頂けます。 Online shopで販売している商品は、着物をリメイク制作した私のオリジナル作品のため、すべて世界にたった1つしかないものです。

 

そのため、完売しましたら、同じものの再販はありません。

 

お時間ありましたら、ぜひ1度Online shopもご覧くださいね!


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