作家プロフィール

柴田民緒 プロフィール写真

CASAリメイク作家 柴田 民緒(しばた たみお)

初めまして!

この「CASAリメイク作家」という肩書きは、世界にたった1つしかありません。「CASA」はスペイン語で「家」という意味であり、「CASA」の音は「傘」から来ています。この2つのCASAをベースに活動するリメイク作家です。

 

幼い頃から物作りが好きでしたが、岐路となる大きな出来事が何度もあり、そのたびに紆余曲折してきた人生です。色んなことにチャレンジしては、失敗、挫折を繰り返してきました。でも、その経験の1つ1つが今の私を形作ってきたものであり、1つとして無駄な経験はありません。


お客さまの思い出のある着物やお気に入りの布製品を、より素敵な愛着のある雑貨に生まれ変わらせ、喜んで頂くことを理念とする「CASAリメイク作家」として活動しています。リメイクは私のライフワークです。

 

私の夢は、私の作品の世界観を大好きなParisでカタチにすること。具体的には、それはParisの街角の素敵な雑貨屋さんで自分の作品を並べてもらうこと。そして、もっと欲張りで大きな夢もあります。それは、和と洋を融合した個性的な作品を作り出す日本を代表するリメイク作家として、Parisで個展を開くことです。

  

生真面目な性格で、上手な嘘がつけず、時に厳しいことを言ったり、堅い話をしたりもします。口下手で、言いたいことがうまく言えず、戸惑うこともあります。けれど、「それも私の個性なの!」とだんだんと思えるようになりました。 基本的には、可愛いもの、美しいもの、温かみやストーリーを感じられるものが大好きな普通の主婦です。

 

好奇心は人一倍旺盛です。老若男女問わず、沢山の引き出しやヒストリーを持った方、職人肌の方にも興味津々です。気が多く、憧れの方は沢山います! とてもマイペースでこだわりの強い人間ですが、人との関わりの中で、自分自身を成長させていくと同時に、私に関わる方すべてが、より幸せになってほしいと心から思っています。 どうぞよろしくお願いいたします。

Personal Data

  • 1976年、奈良生まれ 兵庫県伊丹市在住
  • プライベートでは、小学生のひとり息子のママン
  • モットーは「ナンバーワンよりオンリーワン☆」
  • favorites: かさ、ハンドメイド、Paris

コンテスト受賞履歴

  • 第3回ジャガーミシン作品コンテスト(リメイクコンテスト):クロバー賞受賞
  • tetoteハンドメイドアワード2014:最終ノミネート選出
  • tetoteハンドメイドアワード2015:最終ノミネート選出

イベント・展示会参加履歴

  • 2014年 Japan touch festival as a member of 'Atelier Made in Japan' at Lyon (France)
  • 2017年6月 日本国内(大阪)にて、自身初めての着物日傘の個展を開催
  • 2017年11月 たかつきアート博覧会共同企画展「空」 展参加(in アートデアート・ビュー)


Casa de Praguasの想い

episode1 制作活動のきっかけ

外国語大学を卒業後、畑違いのプログラマから商社OL、さらに法律事務所勤務と何度かキャリアチェンジを経験し、妊娠を機に専業主婦に。同時期にミシン制作を開始。当時は家にあるものを自己流でリメイクして自分好みにカスタマイズしたり、育児の合間に作った布雑貨を友人にプレゼントしたりすることにハマっていました。

 

そんなある日のこと、いつも使っていた雨傘の骨が折れてしまい、傘としてはもう使えなくなってしまいました。お気に入りだったので捨てるに忍びない。そんな雨傘に、どうにか手を加え何かに使えないか、ふとそう思って何となくミシンで作ってみたのが 、傘リメイクの自転車かごカバー作りの始まりです。

使えなくなった雨傘を解体

世の中には行き場を失ってしまった傘があふれています。そんな傘にもう1度活躍してもらいたい。実際に自分で使ってみて知ったその便利さを、たくさんの人に伝えたいな。そして、同じ使うなら、とびきりかわいくて、世界にたった1つしかない大人女子のための自転車かごカバーを作りたいな。そんな思いから傘リメイクのハンドメイドオリジナルブランドCasa de Paraguasを立ち上げました。

 

そうやって雨傘の生地をリメイクして作る自転車かごカバーから始まった制作活動は、その後、様々な暮らしの傘リメイク雑貨へと広がりを見せました。その頃には、とにかく素敵な雨傘を見ると条件反射でテンションが上がるように。次第に傘が好きでたまらなくなり、傘の構造そのものにも興味を持つようになりました。

傘リメイクの自転車かごカバー

episode2 傘好きが高じて逆走!?

そして、2014年の初夏、無類の傘好きが高じて、ついに逆に日傘を自分で作ってみるというチャレンジを始めました。何の知識も経験もないところからの自己流で始めた手探りの日傘づくりでしたが、おかげさまでだんだんと「私も作ってほしい!」というお声を頂くことが増えるようになりました。

 

現在は日傘のオーダーメイド制作を中心に、自身オリジナルの着物リメイク日傘の作品制作を並行して行っています。当初の雨傘のリメイク制作は、作家である私のキャパシティの関係から現在は受け付けておりませんが、「リメイク」という形で<ある物を生まれ変わらせて大切に使い繋ぎたい>という想いは、今も全く変わっていません。

アトリエでの制作風景

episode3 依頼者の想いをカタチに

日傘を作り始めた当初は、「自分の好きな布でオリジナルの日傘を作ることができる」ということでファッションに関心の高い同年代の友人や、その友人の紹介からのご依頼ばかりでした。それが次第に口コミとなって広がり、ブログやホームページをご覧になった面識のない全国の方から「母の形見の着物を日傘にしてほしい」というご依頼を頂くようになりました。

 

着物を譲り受けたけれど、箪笥の奥に何年も入れたまま。着物として着ようにも着丈が合わなかったり、経年劣化でところどころにシミがあったりして、もう着られない。けれど、元々は高価なものだし、母の形見なのでそのまま捨てることもできない。売ろうと思っても二束三文にしかならない。それでは哀しいし、虚しい。母の想いも浮かばれない。何とか母の思い出に寄り添い、使い繋ぐことはできないか。そういう想いの方々が、何らかの形で私の制作活動を知ってくださり、時にご親族やご友人への形見分けとして着物リメイク日傘のご依頼を頂いているような状況です。

形見の着物をリメイクして日傘に

episode4 Casa de Praguasの想いは海を越えて

日傘は現在、主に日本やアジア圏の一部の国々の女性にしか使われていません。日傘には太陽からの紫外線や暑さをしのぐ機能性に加え、日傘そのものの美しさや優雅さもあります。ですが、残念ながら欧米を始めとする海外の大多数の国では、日傘の価値があまり評価されていない現状があります。そんな現状をCasa de Paraguasが変えたい!「日傘」というほぼ日本独特の文化を日本だけにとどまらせたくないのです。「着物」という日本の伝統美を、とっつきにくくて古臭いものではなく、粋なおしゃれのスパイスとしてファッションに取り入れる方法で、世界に提案して、広げていきたいのです。

 

「日傘」×「着物」 

 

 この2つを掛け合わせること、それがCasa de Paraguasにしかできないチャレンジになるかもしれないと思っています。古くて美しいアンティーク着物を新たに素敵によみがえらせることのできる「着物リメイク日傘」を作りたい。作り続けたい。そして、世界中に広めたい。これがCasa de Paraguasの代表として私が一生をかけて叶えたい事業目標の1つでもあります。

着物日傘をさす柴田民緒

そして実はもう1つ、大きな事業目標があります。それは、海外への事業展開も視野に入れた日傘以外の着物とデニムのリメイク雑貨の販売です。こちらは代表の私がデザインを担当し、縫製は「コミュニティビジネス」として素晴らしい技術を持った地域のシニア女性を積極採用する業務委託で考えています。人とのご縁と人生経験は、何ものにも代えがたい宝です。Casa de Paraguasの事業理念に共感し、一緒にチームを作ってくださる方々とのご縁を大切にします。

 

 もう着物としては使えなくなってしまったけれども、まだまだ素敵な着物の端切れをどうにかして有効活用できないかな。ここから始まって。大好きなユーズドデニムと組み合わせてのリメイク。ちょっと尖ったかっこいいジャパネスク。グランジテイストが好き。「和」と「洋」の融合。「古い」と「新しい」のミックス。アップサイクル。それが作家の私個人の好きの集合であり、Casa de Paraguasブランド。

地域のシニア女性の縫製中の手

作るものを考える私が幸せ

一緒に作ってくれる方も幸せ

手に取るお客さまも幸せ

 

みんなが幸せになれるものを生み続けること。喜びの種を蒔き続けること。それがCasa de Paraguasの考える「三方よし」の理念です。 日本らしいとっておきの素敵なものを、形を変えても大切に使い繋いでいきたい。リメイクでもっともっと価値ある素敵なものになる「アップサイクル」を広く世界に提案していきたい。それが私の考える未来に向けた新しい事業の形です。

 

~The magic of remake~

「リメイク」というひと手間の魔法で、想いをカタチに

 

これからもCasa de Paraguasは、1つ1つ丁寧に心を込めて作ったものを、あなたにお届けします。

 

 Casa de Paraguas代表 柴田民緒


アトリエ紹介

アトリエ Casa de Paraguasでは、作品の制作活動、日傘レッスン、その他不定期になりますが少人数向けの楽しいイベントも行っています。最新のイベントのお知らせは、作家ブログをご確認頂くか、こちらからお問い合わせください。

 

アトリエは、阪急稲野駅から徒歩約5分・JR猪名寺駅から徒歩10数分の場所にあります(兵庫県伊丹市内)。当アトリエにお客様用駐車場は完備していません。お車で来られる際は、お近くのコインパーキングをご案内します。お申込み頂いた方には、詳細の住所等をご案内いたします。

アトリエの写真